カテゴリ:おまけ( 178 )

栃木県足利市/群馬県桐生市  失われた飲み屋街・その5(完結)

足利に戻り、この街の陋巷(ろうこう)を歩む。
今回の旅でお気に入りの一枚が、これ。
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こんなところにあります。
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この一角もまた、フツーの住宅と飲み屋が渾然一体となっている(営業してない店も多いようだが)。
ガランと空き地もあったりする。
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こちらは崩壊寸前。
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裏手はこうなってる。
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場所は変わって鑁阿寺(ばんなじ)の境内。
「ソースで食べる白いシュウマイ 足利シュウマイ」だと?
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どれどれ。
なんと、肉が入ってない。
外も中もぜんぶ小麦粉? おやつだね。
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道の向こうに「劇場通り」のアーチ。
そそるね。
行ってみようか。
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1999年に閉館した旧足利東映プラザ。
近く公開される『今夜、ロマンス劇場で』などのロケ地に使われたそうだ。
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裏はこんな感じ。
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これは一体なんだろう。
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たばこ、たばこ、たばこ、たばこ。
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おなじみ「マルフク」の他に「庶民金融」なる看板もある。
お気軽にどうぞ。
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これはもっとスゴい。
ほとんど剥げかかっているが「刺青入墨施術」とある。
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またまた出ました、廃自販機。
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銭湯に入りたかったが、残念、時間切れだ。
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最後の一枚は足利織姫神社から望む夕焼け。
充実した足利・桐生の旅でした。
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by muffin-man | 2018-02-05 17:04 | おまけ

栃木県足利市/群馬県桐生市  失われた飲み屋街・その4

ゲロはいかん、飲み込め。
「掃除は誰れがする」と、反語調で怒ってるぞ。
「おれが掃除するんだよ!」と。
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一見フツーの雑居ビルがある一方で、
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荒野と化した小路もある。
すさまじいね、こりゃ。
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こちらは震災の爪痕にも似て。
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「不思議なお店」。
誰か説明してくれ。
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先ほどの小路を反対側から見る。
「道里江」(ドリエ)というスナックが異彩を放っている。
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さあ、今度は旅館にたどり着いたぞ。
窓の意匠が妖しいが、やってるのか?
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「ビジネス旅館」とうたっているが、どう見ても連れ込み旅館(死語)だ。
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裏側にまわると、不思議な空間が。
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おっと、ここにも「旅館」と書かれた看板がある。
素泊まり2500円。
もちろん「お泊まり」のこと。
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正面がその旅館のようだが……、
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すごいことになってる。
商売していた当時は、客はインタホン(扉の左横にあり)で「部屋空いてますか?」とか確認してたのか?
そして、ここにも廃自販機。
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想像を超えるフォトジェニック物件にエネルギーを吸い取られまくり、もと来た道をトボトボと引き返す。
「芭蕉」で昼ご飯だ。
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カレーが美味しゅうございます。
こちらは棟方志功画。
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そろそろ足利に戻ろうか。
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桐生駅前で見かけた8輪のコミュニティバス。
幼稚園の園バスに似てる。
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まだまだつづくよ。

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by muffin-man | 2018-02-01 23:28 | おまけ

栃木県足利市/群馬県桐生市  失われた飲み屋街・その3

JR両毛線・桐生駅で下車し、北口をズンズン行くと、チェーン店っぽい弁当屋があった。
東京を出発したのが早朝だったので早くも腹が減った。
で、メニュー表を見ると――???
恐る恐る「じゅんじ」330円を注文する。
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これだ。
おかずは、ちくわ1本を4つに切っただけなのだが、タレが鰻丼の風味に似て、大変うまし。
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ここで食べた。
上毛電鉄上毛線の始発・西桐生駅の待合室。
美しく、清潔な駅舎に感激しながら、おいしくいただきました。
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エネルギーを充填したところで、さあ行くぞ!
と、いきなり現れた、廃自販機。
以後われわれ一行は、次々と廃自販機に遭遇することになる。
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路地も豊富だ。
ネコともそこら中で遭遇する。
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窓辺のニャン吉。
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住宅街と飲み屋街が混在する一角に出た。
こちらは料亭か。
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飲み屋ビルは入口がご覧のありさま。
廃業した店も多い。
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ハイヒールのオブジェが印象的だが、ここもやってない。
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古くて立派だ。
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やっているのかやってないのか不明な店も多い。
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モップでふきふき、白雪姫。
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スナック「non-no」。
ロゴが酷似している……。
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看板すら消えた店の前を過ぎていくと、ちょっとイカしたビルの前に出た。
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「カナマル小道」なるビル1階の通路を行く。
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途中、こんな看板があったりする。
三業(芸者屋と料理屋、待合)や二業は知っているが「八業」とは一体?……
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「カナマル小道」を突き抜けると――、
すっかり蔦に覆われた「ナイトクラブ姫」。
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こんなになってる。
もはや荒野だ。
スナック荒野。
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ズンズン行くと、好い感じにクネッた路地に出た。
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傾いた廃自販機。
「UCCラムネード」は手書きだ。
サンプルの缶が沈み込んでる。
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泉町国際通り。
織物産業で潤った街。
カネが落ちれば、飲み屋街ができあがるが、今や廃業した店も多い。
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こちらの店は非常に気になる。
破れ窓から覗くと、丸窓に豆タイルの柱……。
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そして「個室空間」とは?……
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地主は怒っているぞ。
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錆びきったトタンの壁がアートにも見えなくもない電気屋。
軒先には「ナショナル」の古いロゴと炊飯器のイラスト。
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まだまだつづくよ。

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by muffin-man | 2018-01-28 12:02 | おまけ

栃木県足利市/群馬県桐生市  失われた飲み屋街・その2

さあ、2人きりで語り合おうぜ、この店で朝まで。
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それとも河岸(かし)を代えて「東京カラオケラーメン」でシッポリするか?
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3年後に土地・建物が手に入るなんて夢のような話じゃないか。
家庭菜園もできるそうだ。
おれがトマトを育てるから、ナポリタンを作ってくれ。
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「考えておくわ」だと?
仕方ない、少し歩こうか。
いい雰囲気の喫茶店だ。
やってるのか?
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ここは以前、焼きそば屋だったそうだ。
やってるのか?
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んじゃ、JRに乗り換えて、桐生に行くど。
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(つづく)

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by muffin-man | 2018-01-21 18:01 | おまけ

栃木県足利市/群馬県桐生市  失われた飲み屋街・その1

地元出身の写真仲間の案内で足利と桐生の飲食店街を歩きました=大寒の20日(土)。
本編をアップする前に、こちら、カトリック足利教会。
許可をもらって、撮らせていただきました
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設立は1883年(明治16)。
現在の聖堂は1962年(昭和37)に完成したそうだ。
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旅の最初に戻って、渡良瀬川。
東京から東武伊勢崎線・足利市駅で下車し、この川を渡ると街の中心に出る。
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無骨な鉄骨とアーチが美しい中橋は1936年(昭和11)に開通した。
森高千里の歌で知られる渡良瀬橋は一つ隣だ。
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ではでは、中心街に向けてGO!
迷宮が現れるぞ。
(つづく)





第2回プラチナブロガーコンテスト






第2回プラチナブロガーコンテスト



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by muffin-man | 2018-01-21 08:50 | おまけ

御岳山  紅葉狩り

写真仲間とともに、久しぶりの奥多摩遠足=18日(土)。
今回は御岳山(青梅市)です。
曇天ではありましたが、紅葉に間に合いました。
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JR御嶽駅からバスとケーブルカーで武蔵御嶽神社を目指します。
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例によっていろいろ撮り歩きながらお社まで上っていきます。
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住所が「御岳山」って、ちょっと不思議ではある。
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「青梅市委託御岳山診療所」。
週2日、それもかなり限られた時間しか診てもらえないようだ。
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カメラを構える美しき写ガール(右側のおじさんは赤の他人です)。
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さあ、そろそろだ。
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到着。
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古井戸?を熱心に撮る写ガール。
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お参りも済ませたことだし、下山しようか。
下山はケーブルカーに乗らず、徒歩でがんばる。
でも、その前にメシだ。
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ここ紅葉屋で、そば湯で割ったそば焼酎&そばの実味噌。
“トリプルそば”というわけ。
うまいよ!
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腹一杯になったところで、お茶にしよう。
あの古民家カフェ「古狸山(こりさん)」で。
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ストーブで、ぬくぬく。
水あめも売ってるよ。
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店を出ると、近くで落ち葉を燃やしていた。
焚き火で、ぬくぬく。
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さて、下山は徒歩で。
車両専用なのか、斜度が結構きつく、途中すれ違ったハイカーは数人のみ。
鳥のさえずりさえ聞こえず、静寂に包まれています。
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「消防少年団」というのが存在するらしい。
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出た、不細工リス。
こいつは檜原村(ひのはらむら)の山道でも見かけました。
一説には、纏(まとい)を手にしているから「纏リス」と呼ばれているそうな。
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危険防止のためか、切り倒された後の巨木がいたるところにあり、深山幽谷のイメージを深めている。
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石塔が捨てられている。
かろうじて「東京四ツ谷区」と読み取れる。
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軽快そうに歩いているが、意外にハードな下りだった。
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ケーブルカーが見えた。
間もなく麓だ。
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by muffin-man | 2017-11-19 23:55 | おまけ

北海道登別ほか  天然足湯に人多すぎ

ところ変わって、温泉で知られる登別の大湯沼(おおゆぬま)。
登別観光協会のサイトによると、この沼(周囲約1キロ)は噴火の火口跡。
沼底は約130度の硫黄泉が激しく噴出し、表面も約40~50度。
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大湯沼からあふれた湯が川になり――、
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天然の足湯となる。
森の中なのに、大変な人出だ。
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快適な湯温だが、地球は生き物。
時に高温の湯が流れてくるそうだ。
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再びところ変わって、墓参り。
見慣れた看板が出迎えてくれた。
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雨に濡れたキキョウで北海道の旅を締めくくろう。
もうすぐ咲く。
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by muffin-man | 2017-08-18 21:07 | おまけ

北海道夕張  炭鉱遺跡を往く・その2(おまけ付き)

2階へ続く階段を上りきると――、
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窓ガラスがはまっているのが不思議なくらいだ。
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草も生えている。
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まさかシャワールームってことはないよな。
そして、手前の物体は?
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「危険 高電圧」。
幾年月を経ても、なぜか文字は消えない。
しっかり記憶しておけ、と言わんばかりに。
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「操作可」「操作不可」。
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「高圧危険」。
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ありがとうございました。
と、施設に礼を言って外に出ると、トンボが何匹も飛んでいた。
北海道はもう秋だ。
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旧北炭清水沢火力発電所を後にして、三菱南大夕張炭鉱殉職者の碑を訪ねる。
1985年(昭和60)5月17日、大規模ガス爆発事故があり、62人もの炭鉱員が犠牲になった。
わたしは当時、岩見沢(夕張から直線で約33キロ)で勤務しており、真っ先に現場に急行し、取材に明け暮れた。
碑は、今では使われなくなった南部市民体育館の裏手にある。
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この大事故をきっかけに三菱南大夕張炭鉱は1990年(平成2)に閉山した。
全く人の姿が見えない。
足下はエゾシカの糞にまみれている。
それでも誰が供養しているのか、碑には花が手向けられ、掃除も行き届いている。
わたしも合掌した。
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シューパロ湖に向かう国道沿いに、三菱大夕張鉄道の車両が保存されている。
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車両の中に入ることができる。
床の油の匂いがプンと香った。
旧北炭清水沢火力発電所の「高電圧」などの注意板と同様、全体がどんなに古びても、どこかに「記憶装置」が残っているものだ。
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そして、シューパロ湖(人造湖)。
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取材で駆けずり回った大夕張(夕張市鹿島、南部地区)の街は湖底に沈んだ。
湖面から姿を覗かせている橋や道路は、これもまた「記憶装置」だろう。
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もと来た道に戻り、市役所方面へ車を走らせていると、鹿の谷でこんな風景に出合った。
川の上に架かる鉄橋。
JR石勝線かな、と思いきや……、
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線路が2つあり、手前は廃線になっている。
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終点・夕張駅。
隣接する「ゆうばり屋台村(バリー屋台)」だけは観光客でにぎわっていた。
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かつて何度も往復した道を通って、岩見沢方面に向かう。
途中、岩見沢市毛陽でリンゴ畑に再会した。
そうそう、リンゴ農家も取材したものだ。
1985年(昭和60)3月いっぱいで廃線になった国鉄万字線をバックに、白い花が満開のリンゴ園を撮影したこともあった。
それがどこだったか探してみたが、見つけられなかった。
もしかしたら、そんな都合のいい撮影場所など実は存在せず、勝手に記憶をつくりあげていただけなのかもしれない。
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次回は打って変わって、登別の湯煙を。

―以下、おまけ―
企業と自家発電の歴史は古くて新しい。
2011年3月の東日本大震災では、電力不足や計画停電という未曾有の危機に直面する一方、大手鉄鋼メーカーなどでは震災前から、自前の発電設備で電力をまかなっていることに注目が集まった。
震災後、さまざまな企業で自家発電の設備が新増設され、昨年3月11日付の日本経済新聞によると、国内全体で原発7基分に相当する設備が増えたという。
旧北炭清水沢火力発電所の時代までさかのぼると、この発電所のスタートと同時期の1925年(大正14)、千葉の片田舎にも小さな発電所が完成した。
事業主は、近年人気の小湊鉄道。
発電所は「関東の駅百選」にも選ばれた上総鶴舞(かずさつるまい)駅に造られた。
小湊鉄道のほぼ全ての施工に関わった鹿島の資料によると、発電所はディーゼルエンジンの発電機を2機備え、駅舎のみならず、近隣の9村に電力を供給していたという。
たまたま5年前の秋、写真仲間と小湊鉄道と上総鶴舞駅を撮影しに行った折、この発電所跡の碑を撮った。
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鹿島の資料には「現在も残る発電所建屋」として、この建物の写真が掲載されている。
といっても、おそらくメーン棟ではなく、あくまで施設の一部だったのではないかな(ただの推測です)。
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―さらに、おまけ―
東日本大震災から約2週間後の秋葉原。
電気店はネオンの灯火や店頭の音楽などを軒並み自粛したため、街は暗く、行き交う人々の靴音だけが響いていた。
首都高も照明が制限され、驚くほど暗かった。
震災は「電気のない都市」の姿を垣間見せた。
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by muffin-man | 2017-08-16 20:15 | おまけ

北海道夕張  炭鉱遺跡を往く・その1

夕張へ行こう、と思い立ち、夕張フォレストユースホステル(YH)を予約しました。
夕張は30年以上前、仕事で何度も訪れた街です。
レンタカーで新千歳空港から向かったYHは、美しいたたずまいでした。
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夕食には気前よく夕張メロンがドーンとついていた。
料理はうまいし、酒の自販機もある。
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庭には、サクランボに似た小さなリンゴが実っていました。
ヒメリンゴ。
ジャムにするそうです。
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さて、旅の目当ては、YHから車で約6キロの旧北炭清水沢火力発電所。
1926年(大正15)から1991年(平成3)まで、炭鉱会社の北炭(北海道炭礦汽船)が操業していた発電所です。
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90年以上前の施設だけに、すさまじい老朽ぶり。
だが、冬の過酷な気候のことを考えると、よくぞ崩壊せずに残っているものだ、とむしろ思う。
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しいて最寄り駅と言うと、JR石勝線の清水沢駅。
だが、現地へは車で行かなければならない。
ちなみに、この駅はかつて三菱石炭鉱業の石炭を運ぶ大夕張鉄道線も運行されていたが、1987年(昭和62)に廃止された。
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旧北炭清水沢火力発電所に行く前に、近くの清水沢炭鉱ズリ山に向かう。
ズリとは、採炭時に出る石炭以外の不要な岩石で、廃棄され積み上げられたのがズリ山。
北海道では「ズリ」というが、九州の炭鉱では「ボタ」と称された。
NPOにより、2011年から草刈りや階段の設置などの整備が進められている。
ありがとうございます。
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足下は全て「ズリ」。
黒いが、石炭ではない。
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頂上に到着した。
高さ60メートル。
かなり高く感じる。
中央の建物が旧北炭清水沢火力発電所。
往時はこの数倍も巨大だったが、解体され続け、現在の姿になった。
当時の全景写真を見ると、ピンクフロイド『アニマルズ』1977年)のアルバムジャケットに使われた英バタシー発電所に似ている。

さあ、行こう。
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ここが入口。
所定の場所に車を止め、歩いてここまで来る。
旧北炭清水沢火力発電所は廃屋ではない。
地元の企業が所有し、実際に作業をしており、地元の団体が夏場に限って一部施設を公開しているのだ。
無断で立ち入ることはできない。
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配電盤室。
ドアも何もない入口を上がると、いきなりこの風景が広がっている。
もちろん無人だ。
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「かつて想像していた未来世界」――計器などが整然と並ぶ様子を見ていると、そんなイメージが浮かぶ。
子ども向けSF小説の挿絵に出てきたような。
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操業時の写真(撮影年不詳)が壁に貼ってある。
「かつて想像していた未来世界」のイメージそのものじゃないか。
少年が操作しているように見える(そんなはずはないが)。
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メーカーの名前なども確認できる。
日立製作所。
無線機かな。
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戦前の昭和14年(1939)製造。
芝浦製作所とあるが、現在の東芝だろうか。
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富士電機製造。
現在の富士電機だとすると、一般には自動販売機でなじみがあるね。
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床には苔が生えている。
冬場は、破れた窓から吹き込む雪がかなり降り積もるだろう。
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2階もある。
階段の意匠が工芸品のようだ。
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「その2」につづく=16日(水)夜アップ予定

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by muffin-man | 2017-08-14 19:10 | おまけ

埼玉・寄居  五百羅漢・初夏篇その2

新緑が濃くなってきた=快晴の子どもの日(金)撮影。
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深山に羅漢さま、ひっそりと。
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山田はん、頭になんか付いてはりますよ。
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あら、いやだ。
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あー、鳥の糞はもう勘弁してください。
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ツタがからまっちゃって。
誰か助けて。
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ところで、靴はいらんかね。
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うーん。
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後ろ姿・その1
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後ろ姿・その2
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後ろ姿・その3
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剃り残しなし。
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五百羅漢にお別れして、少林寺の参道を下っていくと、ツツジが満開だった。
ドラちゃんもいい味出してる。
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参道の端まで来て、ふと見ると、立派な庚申塔があった。
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どれどれと、一角に足を踏み入れると、いたるところに庚申塔が。
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小さな丘が見えてきた。
頂上に巨石と、何やら碑がある。
近くまで上ってみよう。
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デカい。
しかも、微妙なバランスを保っているようで、大地震の際は大変なことになるような気がするんだが。
おしまい。
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by muffin-man | 2017-05-05 21:42 | おまけ