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本郷  あの人が現れた!

民家の2階から路地を撮っていると、見たことのある人がトボトボ歩いてきました。
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荷風先生だ!
『 先生、玉ノ井だけじゃなく、この街にも好い人がいるんですかい? 』
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『 ふふふ。 つまらん詮索してないで、しっかり路地を撮ってなさい 』
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ジオラマ作家・山本高樹氏の作品です。 東京駅八重洲地下街を通りかかったところ、たまたま雑誌 『 荷風! 』 の販促イベントとして展示されていました。
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by muffin-man | 2007-04-20 21:46 | おまけ | Comments(34)
Commented by lucca-truth at 2007-04-20 22:41
こんばんわ
つい最近どこかでこの顔見たような気がするんだけど、思い出せない~。
東京駅は行ってないし、雑誌かテレビかな。
荷風先生あちこちお散歩しているみたいですね。
Commented by Rambler5439 at 2007-04-20 23:33 x
できるもんならジオラマの中に飛び込んで、御大のポートレートや夕暮れの路地景を撮りまくりたいものです。いつかこういう情景にめぐり遇える。そう信じて歩き続けます!!
Commented by readymade_ayu at 2007-04-20 23:40
マフィンマンさん、とっても面白いです☆
ポンプくんのコバルトブルーと錆具合もリアルです。
Commented by @テツ at 2007-04-21 00:18 x
はじめまして、突然お邪魔します。
いつもこういう写真が撮れたらいいなと思いながら楽しくマフィンマンさんの写真を拝見しています。

ところでこれと同じような山本高樹氏のジオラマが青梅の「昭和幻灯館」
というところで観る事ができますよ。
先日行って来たところです。
とりあえず写真の一部だけ自分のブログにアップしてみました。
Commented by rrb at 2007-04-21 10:01 x
おはようございますm(..)m

いいですねぇ(^^)
井戸もあるし、牛乳箱も…。
偶然の出会いでも、とっても楽しいですねぇ(^^)

そうそう、先日にアップされていた谷中の階段のところ、
ついさっきテレビに映っていました。
見たことある~って嬉しくなりました。
これも偶然ですね(^^)
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 11:59 x
lucca-truthさん
販促イベントは、ごく小規模で、他のジオラマは神保町と築地(だったかな)の2景でした。
ほかには昭和時代の懐かしい東京の街頭写真がパネルにしてありました。
ジオラマは昨日20日(金)までの3日間しか展示されておらず、通りかかって撮影できたのは非常に幸運でした。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 11:59 x
Rambler5439さん
いや~、おいらもそう思いました。
このジオラマ作品を拝見して思ったのですが、細部を実によく観察して見逃さないのが、素人とアーチストの違いなんですね。本郷の路地のアイテムが忠実に再現されています。
写真には写っていませんが、階段の上には野良猫もいるんですよ。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 11:59 x
readymade_ayuさん
こんなことおいら如きが言うのも不遜なのですが、山本作品って井戸のみならず、牛乳箱や門灯、軒先の鉢植えなどなど、実によく再現されていますよね。
この場所は、樋口一葉の旧居跡をベースにしながら、ほかの家並みの様子を加えて作り上げていったのかな、と想像します。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 11:59 x
テツさん
初めまして。ようこそお出で下さいました。
青梅の「昭和幻灯館」、ちょっと遠いけれど必見のようですね。
考えてみたら、荷風先生は、いつもこういう格好で散歩していたようで、キャラクター設定が実に分かりやすいですよね。左手に提げているのは全財産と言われています。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 12:00 x
rrbさん
本郷のジオラマ作品に感動して、プロフィール写真も思い切り「昭和」なものに替えてみました。
昭和30年代半ばの撮影で、東京五輪(1964年)はまだ開催されていません。
この頃のカラー写真って、青空が独特の質感で、抜けるようなブルーではないものの、これはこれで落ち着いた自然な色かな、と。
Commented by henronin at 2007-04-21 13:52
路地にネコはセットなんですね、昨日もいいところにいたのでカメラを向けたら逃げられました、まだまだ未熟ですね、荷風せんせい傘持ってますね 雨で濡れた路地もいいですからこれから自分も傘は必帯だな。
Commented by B-dog06 at 2007-04-21 18:01
こんにちは。
とても良いアングルで雰囲気が伝わってきます。

たしか永井荷風は右手に持っている小さなカバンの中に全財産を入れて
歩いていたと何かで読んだ記憶がありますがホントだろうか?
Commented by nobulinn at 2007-04-21 19:41
こんばんは。
かわいらしい荷風先生ですね♪
これ、フィルター使われての撮影ですか?
なんだか霞がかかったようなお写真が、ファンタジーっぽいです。

でも、実は今日は右上のマフィンマンさんのお写真に惹きつけられてしまいました(^^;)
とっても良いお写真ですね!
物干し台で、撮されたんですか?
Commented by nen_randir at 2007-04-21 20:04
ムムム・・・
荷風先生の歩くジオラマですか。
作り物とわかっていてもリアリティのあるジオラマですね(^^♪
その場で覗き込んでるような気持ちになるいい写真で(^^♪
Commented by KENT at 2007-04-21 20:25 x
ありゃ?不思議な作品だと思ったら?
あれあれ♪そうでしたか(^^♪
いや~!それにしても荷風先生?カワイイ♪
さっすが!マフィンマンさん♪
Commented by 風俗散歩 at 2007-04-21 21:07 x
こうやって見ていると実際に、荷風先生と町を歩いている気分になりますね。
窓から女性が顔を出してきそうな家々が並んでいますね。
Commented by 銀ねずみ at 2007-04-21 21:13 x
まるで本当のまちで撮ったかのような写真ですね。
3枚目の写真で煌々と明かりが灯った民家の引き戸をカラカラと開けて、入ってみたいです。何だか温かく迎えてもらえそうな気がして。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:54 x
henroninさん
「路地とネコ」は非常に好いコンビネーションなのですが、いかんせん、なかなかセットでモノに出来た試しはごく数えるほどです。
実際、難しいですよ~。ネコはすぐに逃げちゃいますしね。
どうやったらセットで撮れるのか、誰かコツを教えてほしいもんです。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:54 x
B-dog06さん
全財産をいつも持ち歩いた、というのは事実です。
膨大な日記「断腸亭日乗」には、携帯していた財産(含む預金通帳)を紛失し、口座を開いている銀行に慌てて連絡した、という下りが出てきます。
落とし主は、ナンと米兵。この話が新聞記事になり、借金や寄付の申し込みが殺到したそうです。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:55 x
nobulinnさん
間違って、PLフィルターを付けたままでした。また、ジオラマはガラスケースに入っていました。
おいらの写真は、昭和30年代半ばの撮影で、場所は近所の公園の滑り台です。おいらのちゃんちゃんこや、うしろの物干し台がいかにも昭和30年代なので、気に入ってます。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:55 x
nen_randirさん
写真の出来はともかく、素晴らしいジオラマでしょ?
牛乳箱や井戸、軒先の植木鉢などなど細部の作り込みが実に丁寧なんですよ。
おいらが言うのもおこがましいですが、アーチストってスゴいですよ。
路地がいかにも路地っぽく見えるさまざまなアイテムを見逃さず、誠実に作るんですね。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:55 x
KENTさん
ジオラマ作家の方に確認したわけではありませんが、この荷風先生の立ち姿は、戦後のある写真を元に作られたのではないかな、と勝手に推測しています。
それは、ナンと木村伊兵衛が撮った写真です。
橋のたもとにたたずみ、ちょっと微笑んでいる、素晴らしい写真があるのです。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:56 x
風俗散歩さん
いやいや、本当に窓がガラリと開いて、誰かが荷風先生に声を掛けてきそうに見えるほどリアリティあふれるジオラマですよね。
牛乳箱も軒下の植木鉢や門灯も、実に好い感じです。
ただ、荷風先生は本郷には「好い人」はいなかったと記憶しています。
Commented by マフィンマン at 2007-04-21 22:56 x
銀ねずみさん
本当にジオラマ大の姿に小さくなって、この路地を歩いてみたくなりますよね。
そう思わせるほど優しさに満ちた、素晴らしいジオラマです。
細部の作り込みも見事で、「ジオラマってのは好いもんだな~」と、つくづく思いました。
荷風先生も微笑ましく作られています。
Commented by jitensya7 at 2007-04-21 23:28
荷風フアンのマフィンマンさんにとっては、素晴らしいものに出会いましたね。じつに臨場感のあるシーンですね、おもしろいです。
Commented by korotyan27 at 2007-04-22 00:17
ジオラマという大きさから想像するとこれはかなり精巧なものですね。
井戸や電灯、木戸など小道具からも推測できます。
しかし!
この小ささでピントを巧みに荷風先生に合わせるマフィンマンさんの
テクニックにも脱帽です。
Commented by aoi_color at 2007-04-22 03:47
NHKニュースで取り上げていたのを見た瞬間、
「ぜ〜ったいマフィンマンさん行くだろうな〜」と思いました(笑)
荷風先生は身長が180cmの長身らしいですが、ジオラマの先生は短足ですね(苦笑)
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/bunka/kahu/sanpo.htm
↑ここ必見です!
Commented by マフィンマン at 2007-04-22 06:59 x
jitensya7さん
ジオラマ作家の山本氏についておいらは何一つ知りませんが、「昭和」を愛している人なんじゃないかなあ、と勝手に推測しています。
路地で見ることの出来るアイテムをこれだけ素晴らしく再現するなんてのは、「愛」がなければなかなか出来ませんよ。
青梅では常設展を開いていると聞くので、行ってみたいと思います。
Commented by マフィンマン at 2007-04-22 06:59 x
korotyan27さん
撮影は、いつものレンズ(ペンタistDSのキットレンズDA18-55㍉)でガラスのショーケースにレンズをピッタリ付けて撮りました。
被写体が暗いので、ISOを400に上げ、フォーカスはいつものようにMFです。
マクロレンズではないので、実際にはそんなに難しくないですよ。
Commented by マフィンマン at 2007-04-22 06:59 x
aoi_colorさん
えっ、NHKで放送していたんですか? おいらは、それ、見てません。
八重洲口の飲み屋街を撮るのが目的でした。昼メシを八重洲地下街でとってる際に出合ったのです。神様の思し召しのようなもんですね。
荷風先生、確かにデカかったようですね。しかも、あのスタイル。目立ってしょうがなかったと思います。
Commented by k0ge at 2007-04-22 10:33
マフィンマンさんこんにちは。
私これと多分同じものを一昨年の11月に青梅で見ました。
山本さんがその会場にいらしてました。
ヂテールの精巧さはもちろんですが、雰囲気がすばらしいですよね。
そしてすばらしいのがライティング。
ご参考までに、山本氏のHP
http://www.hiyori-geta.com/
Commented by マフィンマン at 2007-04-22 16:51 x
k0geさん
青梅には常設で展示されているそうですね。
今度ぜひ行ってみます。山本さんにも会えるといいなあ。HP、あとで覗きに行きます。
これだけのディテールとライティングは、プロとしての技術はもちろんのこと、愛情がなければできないですよね。スゴい愛情です。
Commented by 太郎 at 2007-04-22 21:21 x
こんばんは〜!
これは、ほのぼのとした風景が
見事に再現されてますね!
どこか、懐かしいその場に
ワープしてみたい空間を感じます。
Commented by マフィンマン at 2007-04-23 20:40 x
太郎さん
おいらもこのジオラマの中に入り込んで、玄関からお邪魔したい気持ちになりました。
それほど、山本さんの作り上げる世界はリアルな中にも暖かみがあって、とても懐かしく感じます。
写真では表現できませんでしたが、階段の上には野良ネコまでいるんですよ。
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