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勝どき  裸電球と路地

本日27日(土)、またしても勝どき1丁目の長屋を訪れました。
かろうじて数軒、住民が残っていましたが、いずれも引っ越し作業中。
そのうちの1軒に上がらせてもらいました。
2階部分です。 押入の右横が階段になっています。
勝どき  裸電球と路地_c0080357_1954828.jpg

上から見ると、近所づきあいがいかに濃密だったか、が容易に想像されます。
勝どき  裸電球と路地_c0080357_1961037.jpg

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by muffin-man | 2007-01-27 19:10 | 築地/豊海町/豊洲/佃/葛西 | Comments(35)
Commented by readymade_ayu at 2007-01-27 20:10
マフィンマンさん、貴重な瞬間ですね・・・!
押入れと階段どこにもこちらのご家族の思い出がしみついているようです。

Commented by Rambler5439 at 2007-01-27 20:36 x
お疲れ様でした。長屋の路地を二階から撮った写真を初めてです。長い時間をかけて改造され付け加えられていった様々な造作を眺めているうちに、人間というのはつくづく愛おしい生き物だなあと、胸が熱くなってしまいました。
Commented by lucca-truth at 2007-01-27 21:22
こんばんわ
長屋の内側の風景、貴重な記録ですね。
長年人々が暮らしていた物が壊されていくのは残念ですね。
裸電球、木の物干し台、懐かしい物ばかりが写っています。
Commented by 太郎 at 2007-01-27 21:29 x
こんばんは〜!
おお、これは懐かしい「二股ソケット」にはだか電球!!
押入の中の張り紙はデパートの包装紙かな!?
グッドタイミングで潜入できましたね!^^
Commented by aoi_color at 2007-01-27 21:31
二階に上がらせてもらえたんですね。
何でも云ってみるものですね。
二階からの光景は“東京遺産”にふさわしいすばらしい眺めです。
しなった長〜い雨樋と火鉢が気になりました。
Commented by KENT at 2007-01-27 22:21 x
こんばんは。
わお~!
長屋ですか?それも内側からも♪
東京にも、密接な近所付き合いがあったのでしょね!

こんなお写真って、普通拝見できませんよね?
ブログならではと、改めて拝見しました。
さっすが!マフィンマンさん♪
Commented by 風俗散歩 at 2007-01-27 22:34 x
実際に中に入って撮影とは凄いですね。裸電球が何かを物語っているようです。
住人が引っ越してから取り壊されるまでの、ごく限られた期間のみ見ることのできる貴重な写真だと思います。
Commented by silkroad4263 at 2007-01-27 22:50
これはもはや「趣味」をこえて「歴史資料」ですよ。
しっかしこんなエリアがまだ残っていたとは・・・。
Commented by jitensya7 at 2007-01-27 22:52
長屋の2階からの路地のながめはこんなの風なんですね。窓を開けて呼べばすぐ返事が返ってくる、そんな近所づきあいだったのでしょうね。なかなか貴重なカットを撮りましたね。
Commented by nobulinn at 2007-01-28 01:09
こんばんは。
マフィンマンさん、すっごい取材力ですね!!
2階からのお写真なんて、ほんとに撮れる物ではないですものね。
ものの、受け渡しまで出来そうな距離ですね。
裸電球にも、生活が染みついているような感じがします。
Commented by takuji-Fan at 2007-01-28 06:58
うーん、良い写真ですね。そして数年後にはさらにうなる写真になっていそうですね。
僕も最近すこしだけですけど、意識的になんでもない路地などを撮ったりしてます。
田舎ですので開発もないとは思いますが、10年後などに見てみようかなと。
Commented by at 2007-01-28 08:23 x
押しの一手。
言ってみるものですね。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:52 x
readymade_ayuさん
街ってのはウロウロしてみるもんですね。どこに被写体が転がっているか、ウロウロしてみなきゃ分かりゃあしません。何度も訪れているのに、引っ越し作業に遭遇するのは2カ月ぶりでした。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:53 x
Rambler5439さん
この日は、北千住は「味久」にて刺身定食980円をガシガシといただき、満を持して勝どきに向かいました。この2階家は運送屋さんで、最近は住居というより事務所代わりに使っていたそうです。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:53 x
lucca-truthさん
長屋に住んだこともないのに、なぜ懐かしく感じるのかなあ、と思っていましたが、そうですね、木の物干し台など一つ一つの光景はかつて直接見たり、実際に使っていたりしたからなんですねえ。遠い記憶が呼び覚まされます。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:53 x
太郎さん
張り紙は、新聞紙でした。日付までは確認できませんでしたが、活字の小ささや新聞広告の字体などから、間違いなく昭和時代で、それも40年代前半、いや、ひょっとしたら30年代だったかもしれません。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:54 x
aoi_colorさん
おいらも、長屋を俯瞰するのは初めてです。フツーの目線で見るよりも、路地の狭さをもっと実感でき、頭の中の「路地の地図」を整理することができました。また、濃密だったであろうコミュニティの様子が一目瞭然でした。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:54 x
KENTさん
家の裏口からちょっと覗くと台所が見えたので、撮影させてもらおうとご主人にお願いしたところ、「土足で上がんな。2階も撮っていいよ」とのことなので、上がらせてもらいました。そうして、2階の窓から顔を出すと、こんな風景が待ち受けていました。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:54 x
風俗散歩さん
ただ、路地を改めて歩いて思うのは、「ここに人がたくさん住み、賑やかだった頃に撮りたかったもんだ」ということです。「活気」や「エネルギー」を記録したかったです。そんな路地はもはや東京のどこにもない、ということは知りつつも。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:55 x
silkroad4263さん
隣町の月島にも長屋は相当数残っていますが、建築当時そのものの木造家屋が密集する度合いは、勝どきのほうが圧倒的に高いです。どういうわけか、月島の長屋は結構リニューアルされているんです。ここはやがて54階建ての高層マンションに生まれ変わります。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:55 x
jitensya7さん
隣家の女性が話していましたが、近年でも夏は玄関を開け放しにしていたそうです。独り暮らしのおばあちゃんには、みんなで声を掛け合ったりするなど、濃密なコミュニティが存在したようです。「昭和」が、また一つ消えていきます。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:55 x
nobulinnさん
取材力と言うより、たまたま引っ越し作業をしている住民がいたので、話を聞いているうちに何となく、という感じです。10日ほど前に訪れた際は、完全に人影がなかったので、すべての住民の引っ越し作業が終わったものとばかり思っていました。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:56 x
takuji-Fanさん
こういう風景はいつまでも残っていて欲しい――と、勝手に思いがちですが、隣家の女性によると、真冬のすきま風がスゴいなど居住性はよくないようで、再開発されることに必ずしも反対しているわけではないんです。撮るだけでなく、聞いてみるもんですね。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 08:56 x
森さん
でも、勝手な言い分ですが、やはり長屋が現役バリバリの頃に上がって、撮らせてもらいたかったです。今さら詮ないことですが、女性のポートレートを撮るのと同じで、“旬”の瞬間を記録したかった!
Commented by rrb at 2007-01-28 10:08 x
おはようございますm(..)m

これは素晴らしい!
新たなフォトワールドですね。
内部からのものってスゴイことですよ。
スゴイめぐり合わせというか…ステキだわ。
Commented by henronin at 2007-01-28 12:41
さすがマフィンマンさんです、二枚目のこの位置での撮影はなかなか出来ませんよ 住人との信頼関係が重要ですね、別の角度の物は有りませんか見たいものです。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 13:32 x
rrbさん
たまたま引っ越し作業中の住民に出会い、お願いしたら、快諾してくださいました。
引っ越しが済むと、玄関などにはベニヤ板が貼られ、出入りできなくなります。20代の頃だったら、ベニヤ板を引っぺがして侵入しちゃい荘ですが……。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 13:32 x
henroninさん
>別の角度の物は有りませんか見たいものです
ふふふ、実はあるんです。勝どき写真はもういいかな、とも思いましたが、では、近くアップいたします。
Commented by haru-155 at 2007-01-28 13:55
こんにちは!最近出遅れちゃってm(_ _)mこの裸電球はなんともいえませんね。。と同時になんだか懐かしいです♪ 

東京のここでも最近まで現役で頑張っていたんですね!しかし、、古い建物だな~・たてかけられたハタキが良い味出してみえますね♪2枚目のお写真、、隣が近いな~。。こういう場所だと程よい距離感と親しさと、同時に子供の頃から身に付きそうですね♪
Commented by neon at 2007-01-28 16:27 x
あ、またいらっしゃいましたか!二階からの路地の眺めは何とも言えませんね。とても好いと同時に寂しさがこみ上げます。。。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 22:50 x
haru-155さん
ここまで密集してませんが、おいらの実家周辺も狭い路地などがあるので、10代後半で札幌に渡った時は、空間のあまりのスカスカさに驚きました。「おいらが生まれ育った街って一体なに?」ってなもんで、それ以来、北海道が好きになりました。
Commented by マフィンマン at 2007-01-28 22:50 x
neonさん
どうも、実際の解体時期がハッキリしないんですよ。ちょっと悪趣味ですが、解体される瞬間も記録しておこうと思うと、ジッとしていられず、ついつい足が向いてしまいます。最期を見届けたい、と思っています。
Commented by neon at 2007-01-29 15:20 x
ああわかりますよ、そのお気持ち!
私も解体される現場には行きたいのですよ。行かれるかわかりませんが。いてもたってもいられないですね~。もし詳しい情報がありましたら、
是非お教え下さいませ!
Commented by マフィンマン at 2007-01-29 20:07 x
neonさん
了解しました。
今のところ解体は、「2月中」とも「2月下旬」とも言われ、ハッキリしません。住民の移転スケジュールと業者の都合がつけば、とっとと解体が始まるかもしれませんね。
ただ、一度にすべての家屋を解体するわけでもなく、東側と西側で2回に分けて行うそうです。
Commented by トモエ at 2010-06-12 02:05 x
突然すみません!
この2回からの写真は、うちのばあちゃんちです!!
住んでたババも、長屋もすごく懐かしい・・・
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