成増の隣町・白子(しらこ)に洞窟がある、と聞き、久しぶりに愛チャリ「あらかわ6号」で出かけてみました。
川越街道(写真奥)から県道・新座和光線に入ると、紅葉の切り通しが出迎えてくれた。
なかなかたどり着けない。
でも、迷子になっている時にこそ、発見があったりする。
住宅街の脇に小径が続いているので、チャリを置いて下りてみると、ここにも紅葉。
今度は、きれいな水の音が聞こえてきた。
なになに、「小島家 湧水」だって?
案内板によると、一帯は昔から湧水が豊富で「滝坂」と呼ばれていたそうだ。
明治9年(1876)には湧水を利用した国内初の養魚場ができたという。
やっと着いた、清龍寺不動院。
ここにも湧水。
滝もあり、滝行が知られている。
残念ながら立ち入り禁止だった。
いよいよ洞窟が近い。
ここが入口のようだ。
入口にスイッチがあり、洞窟内で明かりがともる。
さあ、行ってみよう。
祠(ほこら)が見えてきた。
いたるところに、お狐様が安置されている。
また祠が現れた。
出口が見えてきた。
ここに出る。
苔むしたお狐様が見下ろしていた。
振り返ると、晩秋の紅葉。
再び県道に出て、都心方向へチャリを駆る。
川越街道沿いの成増に、石造物群がある。
その一つの地蔵(造立年不明)。
向こうは八坂神社。
国旗掲揚塔だろうか、「皇太子殿下御降誕記念」と刻銘されている。
こちらが八坂神社。
川越街道(左)と旧川越街道(右)との三叉路にある。
見事な彩りを見せる境内の楓(かえで)。
川越街道もこのあたりだと晩秋らしい風景を楽しめる。