千駄ヶ谷には「昭和」の香りがいまだにそこはかとなく漂っている。
向こうを行くはJR総武線。
八幡前ガード。
貼り紙は固く禁じられているのだ。
左手は新宿御苑。
この円柱形の看板は、9年前にこの街を初めて訪れた時からある。
当時はもっと「昭和」だった。
井戸だってあった。
ずんずん歩いて、新宿3丁目。
百果園の前から歌舞伎町に向かっていくと、どこの国か分からない言葉で観光している一行とすれ違う。
金属の棒を手にした後ろ姿の女性がガイド役。
棒の先には、なぜか猫が。
歌舞伎町「
TOCACOCAN」(等価交換)。
放送はまだ始まっていない。
さらに歩き、高田馬場。
ホテルの向かいに「山手卓球」。
窓から覗くと、若者たちでにぎわっていた。
この後、池袋まで歩き、西口公園の古書市で『ナンシー関 全ハンコ5147』を1008円で購入。
いい買い物だわい。
わたしが書いた
『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
よろしかったら、お手元に1冊!