館山の布良(めら)を、JR 内房線と路線バスで訪れました=代休の30日(木)。
海よりまず温泉に、と向かったのが、ここ、安房自然村の「不老山 薬師温泉」。
洞窟が入口。いきなり旅心をかき立ててくれるね。
ところどころに明かりがあるので、不自由ではないが、本当にこの奥に温泉があるのか?
と思ったら、ここからは土足禁止。
靴を脱ぎ、貴重品などをロッカーに入れて、さらに行くと――、
お、見えてきた。
向こうが、洞窟と接した建屋部分だ。
到着。
洞窟から来ると、どこでも見かけるフツーの風景に、ちょっと面食らう。
露天風呂がある。
先ほどの洞窟は天然のものではなく、1973年に掘削されたそうだ。
タテ構図も。
さあ、温泉の後は食事だ。
宴会場で食べるんだよ。
昭和の香り満点だね。
注文したのは、くじら陶板焼き定食。
ステーキみたいで、すごいボリュームだった。
くじらを食べたのは久しぶりだ。
温泉と定食のセットで1,500円(それぞれ別の料金でも楽しめる)。
実は洞窟ではなく、こちらの方から入った。
この玄関は今は使われていないようだ。
腹も満たされ、お肌もツルツルになったところで、近くの山の展望台に向かう。
途中、振り返ると「いやいやえん」に出てくるような森が。
ハクビシンに出合ったよ。地元の人によると、森にはイノシシもいるという。
展望台。
よく晴れた日は、富士山が遠望できるそうだが、残念。
が、午後から青空が広がってきた。
阿由戸(あゆど)の浜。
このあたりは、
3年前にも自転車で来た(珍しく動画付き)。
青木繁が明治37(1904)年、ここを舞台に「海の幸」を描いたこともで知られ、浜を望む丘には記念碑もあり、彼が滞在した漁師頭の民家も残されている。
館山は洲崎も好いが、布良も好い。
わたしが書いた
『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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