タグ:荷風 ( 69 ) タグの人気記事

西新宿  旧十二社界隈

今やマンションが林立する旧・十二社(じゅうにそう)。
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かつて温泉場や遊興場としてにぎわい、田山花袋らの随筆にも登場する。
連れ込み宿の名残がほんの少しだけ残っている。
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こちらは料亭だったのだろうか。
幼い頃、父親に連れられて十二社の池で釣りをしたことを覚えている。
大昔の写真には、大きな料亭に面して池も記録されているが、その池だったのか。
バス停や交差点には「十二社池の下」「十二社池の上」といった名が残っている。
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なんか怒ってるぞ。
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こっちではアートしている。
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by muffin-man | 2017-04-01 20:00 | 新宿/渋谷/原宿

永青文庫  春画にブッ飛ぶ

胸突坂を上って行く=21日(水)。
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うまく説明できないが、いかにも「東京の坂」っぽい風情が好きだ。
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永青文庫は坂の上にある。
美しい木立を抜けていく=この1枚のみ2006年4月撮影。
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『春画展』を観に来た。
意外にも、本格的な春画展としては国内初だそうだ。
館内はすごい混みよう。土日は館外に行列ができるという。
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―以下、作品は全て「部分」―
ご存じ、北斎の蛸(たこ)。
大きい蛸と小さい蛸が女に絡み、それぞれエッチな会話をしているところ(写真は小さいほうの蛸。大きい蛸は下半身担当)。
エグいね。
背後に書かれているのが、それぞれのセリフ。
現代では使わなくなった擬態語・擬音語ばかりなのに、不思議と理解でき、笑える。エロの力だね。
「蛸と女」というイマジネーションが芸術と言えば芸術だが、完全にイッちゃってるよ。
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よく見ると、男はヌーッと舌を伸ばしている。
リアルすぎる。
ここでは紹介できないが、皆さん、身も蓋もないほどあからさまにガンガン交わっております。
浮世絵というフォーマットゆえか、あり得ない体位とか、何やら体液のようなものとか、何でもあり。
組み合わせも「女装の若衆&女」や「女&女」など、完全にボーダレスなのだ。
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一見想像をかき立て、艶っぽい雰囲気だが、これも「部分」に過ぎない。
全体はこんなもんではなく、超エロ100%。
もうAVとかブッ飛ぶよ。
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顔と同じ大きさの巨根と真っ赤な蛤(はまぐり)で頭の中がグルグルしつつ、目白通りをフラフラと行く。
いやいや、有り難いものをごちそうになりました。
おらも頑張るど!(何をだ)
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
よろしかったら、お手元に1冊!
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by muffin-man | 2015-10-21 16:57 | 大塚/池袋

若洲海浜公園  牡蠣殻の小島

久しぶりの若洲海浜公園で、まずは、これを確認。
牡蠣の殻なのだ。向こうの消波ブロックの下まで、全て牡蠣の殻。
ほとんど牡蠣殻の小島だね。
5年前に発見した時よりも、明らかに増えている。
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1周6キロのサイクリングコースをテクテク歩く。
かつてよく来た公園だが、これは初めて見るかも。
「お台場の石」。江戸期に台場を築造した際の石だそうだ。
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海を望みながらのブランコは、さぞ楽しかろう。
左手に小さくビッグサンダー・マウンテン(茶色)が見える。
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公園の最北端まで来た。
海抜5.5メートル。
そう言えば大震災の時、公園の横を流れる荒川で、津波の引き波により河床が露出した、という噂が流れた。
んなバカな、と思いつつも、ほんの一瞬信じた。
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大震災によって生じた亀裂。
4年半前に見た風景と変わりない。
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この風景だけ切り取るとと、リゾート地に見えなくもない。
ということもないか。
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5年前の年末、買ったばかりのロードバイクでここまで来て、うれしくて、建設中の東京ゲートブリッジをバックに撮影したもんだ。
1年後に盗まれたが。
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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by muffin-man | 2015-10-13 20:48 | 築地/豊海町/豊洲/佃/葛西

三田/高輪/白金台  聖坂を往く・その2

んじゃ、「その1」の続き、いってみよう。
承教寺参道で見かけた怪異な形相。なんだろうね、これ。
うしろに「二本榎の碑」があります。
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聖坂は高輪署の交差点から「二本榎通り」に名前を変える。
交差点を左折してみると、こんな階段が現れた。
好い感じじゃないか。
で、下りたところ――、
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ああ、このちょっと暗く湿った路地は、かなり好物だ。
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さらに暗く、ゆるい坂道となって続く。
いいね。
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ぞくぞくする。
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坂が尽きると、おお、こんな風景が!
好物中の好物だ。
まるで寺町の北烏山(きたからすやま=世田谷区)に迷い込んだかのよう。
夜にもう一度訪れてみたい。
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静かだ。
車の音も聞こえず、セミの鳴き声ばかりが響く。
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どれも建立年ははっきりと読み取れないが、一部に辛うじて「宝暦十一……」とある。
宝暦11年だとすると、1761年だ。
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元の道に戻り、光福寺の子安栄地蔵尊を詣でる。
この姿から、またの名を「ゆうれい地蔵」。
自著『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』で由来などを紹介しています。
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さて、目先を変え、桜田通りを渡って白金台をちょっとだけめぐってみよう。
やあ、よく残っていたね、この看板。
「給料も体力も下り坂! 助けて!」と、誰かに電報打ってみるか。
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足下を見ると、これまた懐かしや、信用金庫のキャラクター「信ちゃん」じゃないの。
元気だったかい?
だが、おらは間もなく、さらに懐かしい物件と遭遇することになるのだ。
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気づくと区境を越え、上大崎(品川区)にいた。
ここにもまた、暗く湿った空間。
そして、階段。
またぞくぞくしてきた。
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上ってみる。
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静かな道が続いていた。
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さらにウロウロしていると、うわっ、道の真ん中に小さなお堂がある。
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「元禄今里地蔵尊」というらしいが、扉は施錠され、由来を記した案内板などもなし。
残念。
今度、図書館で調べてみよう。
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また、歩く。
また、階段。
高低差があって、いいね。
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上って、下る。
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そろそろ帰ろうか、と思って高輪台駅を目指していると、9年ぶりに彼らと再会した。
ああ、この兄弟(かどうか知らんが)!
君たち、再開発で完全消滅した西新宿8丁目の住宅街にもいたよな。
昭和の昔から、ずっと手を上げたままなんだね。
でも、西新宿では朝日新聞ではなく、読売新聞だったぞ。
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「聖坂を往く」終わり
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by muffin-man | 2015-09-06 10:10 | 三田/芝

三田/高輪/白金台  聖坂を往く・その1

いきなり出ました、御化粧延命地蔵尊(通称・おしろい地蔵)。
玉鳳寺(ぎょくほうじ)におわしまして、顔のしみや傷、にきびなどにご利益ありという。
後述します。
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港区の聖坂(ひじりざか)界隈を久しぶりに歩いた。
都心の真ん中だが、おら的には見どころが多く、好きな坂の一つだ。
では、南下しよう。
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怪異な建物が現れた。
何だろう。
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自宅を手作りしているそうだ。
木造でもすごいのに、コンクリだよ。想像を絶する。
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向かいのマンションの一角には、亀塚神社。
碑には昭和25(1950)年建立とある。
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由来が掲げられていないのが残念。
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梅雨に逆戻りかってなくらい雨の日が続く。
でも、今日のような被写体だと、多少の雨降りのほうがいいかも。
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坂を振り返ると、こんな風景。
このあたりが頂上で、海抜は21.7メートル。
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亀山公園。
華頂宮(かちょうのみや)家の屋敷跡です。
階段が設置されているところは「亀塚」といい、かつては古墳とされていた。
が、案内板によると、古墳ではないらしい。
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その頂上にある「亀山碑」。
寛延3(1750)年、当時の城主が邸内に建立したという。
亀を崇めていたそうだ。
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さて、話が前後したが、冒頭の玉鳳寺に向かおう。
聖坂からは折れて、この幽霊坂を下っていく。
碑銘によると、坂の両側に寺が並び、物寂しいことから、その名がついたという。
まあ、よくある名だね。
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こちらが玉鳳寺のおしろい地蔵。
小さな堂内に鎮座し、両脇の椅子に座ってじっくり尊顔を拝することができる。
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ノートには「にきびが治りますように」「しみが消えますように」などと書かれている。
お参りする人々は全国に及んでいる。
詳しくは、自著『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』で紹介しています。
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聖坂に戻り、ほんの少し南に行くと、三田台公園がある。
入口の左横にもう一つ、小さな入口がある。そこには――、
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なんと、郵便受け。それも相当古い。
ここも華頂宮邸の跡地だが、同家は大正期に断絶している。
いつの時代の遺構だろうか。
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おお、園内に竪穴式住居があるぞ。
港区のホームページによると、この公園は伊皿子(いさらご)貝塚遺跡の発掘調査で発見された住居跡などを復元、展示した遺跡公園だそうだ。
これは竪穴式住居を模したトイレなんだろうね。
ちょっと用を足してくる。が――、
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うわ~、トイレじゃない!
全裸のガキが、うんこスタイルで頑張ってる!
手前にあるのは、魚の串焼きか?!
なんなんだ。
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実はこれ、縄文時代の生活を人形などで再現したもの。
ガラス張りになっていて、音声とこんなイラストで説明してくれる仕組みなのだ(ガラスが汚れており、かつ、明かりがないので、こんな写真になってしまった)。
でも、このイラストを見ても、ガキはやっぱり全裸で、なぜか下半身に力を込めているよね。
大丈夫か?
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次回は、ところ変わって「檜原村(ひのはらむら)の神戸岩」をアップ予定。
「聖坂を往く・その2」は、その次に掲載します。
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by muffin-man | 2015-09-01 23:18 | 三田/芝

日本橋堀留町/神田神保町  夕立

祭りの準備が進む掘留公園=24日(金)。
が、雷鳴が聞こえたかと思うと――、
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あっという間に、この通り。
祭りのテントで雨宿りさせてもらうと、20分ほどでやんだ。
すぐ降って、すぐやむ――夕立は劇的で大好きだ。特に都市部の夕立が。
永井荷風の『墨東綺譚』では夕立の中、主人公とお雪が出会う。
男女の出会いのシーンでは、日本文学史上屈指の名場面だね。
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雨が上がった。
神田神保町まで歩いた。
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散歩ブームとやらで、この路地を多くの人が撮影するようになった。
おらは職場が近いのでお馴染みだが、シャッターを押すのは初めてだ。
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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by muffin-man | 2015-07-24 18:00 | 日本橋/人形町

東向島  夜の地蔵堂

縁日。 夜になってもお参りに訪れる人は少なくない。
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昼も好いよ=これのみ2007年6月。
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by muffin-man | 2013-09-26 19:22 | 東向島/京島/墨田/向島/文花

神田須田町  銅板建築の部屋におじゃまする

ずっと前から気になっていた神田須田町の銅板建築。
その柏山邸の内部が公開されるというので、雑誌『荷風!』(休刊)の編集長を誘って、見に行きました。

木造3階建て。大正末期の完成という。
3階部分の、将棋の駒のような「マンサード(腰折れ)屋根」が特長だ。
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2階居間。
交通博物館があった旧万世橋駅跡地の目の前。
あの広瀬中佐像もこの窓から望め、昭和5年(1930)頃に撮影された写真も残されている。
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ソファは50年前のものだ。
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食器棚。
柏山家はボタンやジッパーなどを扱う洋服の裏地店を営んできた。
一時は家族や従業員の9人が住んでいた。
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こんなものも残されている。
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3階。
壁のこの傾斜。 マンサード屋根の裏側にあたる。
雨音がすごかったという。
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段差があるのは、障子の向こうはかつて物干しだったからだそうだ。
子供が増えたため、部屋として改築された。
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現在の物干しから北東の秋葉原方面を望む。 高架は中央線。
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柏山邸はやがて、一帯の再開発に伴い取り壊される。
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見学会は、昔の写真のパネル展示などとともに、千代田区観光協会や大学生らが協力して実施した。
非常に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
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by muffin-man | 2012-09-17 11:31 | 秋葉原/神田

市川市国府台  海まで14.5キロ

(前回からの続き)
下矢切の田んぼからちょっと行くと、ナゾの鳥居群。
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さらに江戸川沿いに南下する。 やがて道路の左手に、長くて暗い石段が。
どこに出るんだろう。 上ってみよう。
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これまでと風景が一変、薔薇づくしの公園に。 里見公園です。
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再びもと来た江戸川沿いの道に戻ると、今度は鬱蒼とした小径。
海まで14.5キロ。 このまま東京湾まで歩きたくなる。
が、ビールも飲みたいので、今日はJR 市川駅まででお終い。
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by muffin-man | 2012-05-18 17:42 | おまけ

松戸市下矢切  ナゾの生物発見

4カ月ぶりの江戸川河畔(千葉側)=代休の本日17日(木)。
いつもは発泡酒だけど、気持ちいい天気なので、奮発して。
あからさまに写り込んでいるCCDゴミは気にしないように。
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大手町から直線で、わずか13.8キロの地で、田んぼが広がってます。
ちなみに13.8キロというと、大手町から直線で荻窪駅のちょい先。
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キャベツ畑。
左側の「矢切の渡し」は、あの「矢切の渡し」です。
小さな建物は公衆トイレなのですが、ここで妙な生き物を発見してしまいました。
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これです。

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by muffin-man | 2012-05-17 23:12 | おまけ