<   2014年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

都電・三ノ輪橋  薔薇に包まれて

沿線の人たちが丹精した薔薇が美しすぎる。
都電も喜んでるよね、きっと。
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
よろしかったら、お手元に1冊!
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by muffin-man | 2014-05-17 12:00 | 都電

千葉・いすみ  海辺の地蔵堂

享保年間(1716~36)の流行り神仏の一つ、「岩船地蔵」が、ここ千葉県いすみ市の岩船地区にあると聞いて、出かけました。
当時、栃木の岩船山をスタートした人々が「練り」を仕立てて新潟や埼玉、山梨などを次々とリレー方式で村送りし、その先々で記念に建てられたという岩船地蔵。
千葉には三浦半島から海路渡ってきたそうだ=『歴史探索の方法 岩船地蔵を追って』(福田アジオ)から。

最寄りは、JR外房線・浪花(なみはな)駅。 無人駅です。
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駅から歩くこと約2.7キロ。
途中、「これぞニッポン」的な風景に出合う(実際には耕作放棄地も少なくない)。
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好いね、隧道(ずいどう=トンネル)
勝浦もそうだが、外房は隧道が多い。
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ほら、ここなんて素掘りだよ。
山をそのままくり抜いてる。
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こちらはもっとスゴい。
素掘りの隧道の先に民家がある。
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今度は、路傍のちょっと高いところに庚申塔。
それにしても、見知らぬ土地の2.7キロは長いね。
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ようやく漁港に出た。 岩船地蔵はすぐ近くのはずだ。
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向こうに、それらしき屋根が見える。 行ってみよう。
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お、これが岩船地蔵なのか?!
うしろは便所だ。 それも有料。
「管理費として一回に付き二〇円頂きます」と書かれている。 赤いのが料金箱ね。
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本物の岩船地蔵は、あの赤いお堂に安置されている。
が、残念なことに、8月の祭礼時以外は本尊を拝顔できないそうだ。 無念!
また、縁起を書いた案内板によると、地蔵は木造で、室町期の作という。
ん? 享保年間じゃないの?
案内板には、栃木や新潟と並ぶ「日本三岩船地蔵」の一つ、とあるのだが……。
※前掲『歴史探索の方法』は、ここの岩船地蔵について詳述していない。
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こちらは、お堂の横に建つ(岩船地蔵ではない)地蔵。
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合点がいかぬまま裏手に回ると、堤防の内側に巨岩、そしてその上に木が。
シュールな風景だ。
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階段を下りると、お、アキちゃん、久しぶり。
そういえば、隣の御宿町は海女(あま)で有名だ。
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岩船地蔵の真相も分からず、ご本尊も拝めなかったが、海辺に建つ真っ赤なお堂は好い。
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さて、海岸沿いを歩くと、絶壁の下に出た。
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うわっ、岩壁が崩落している。
地蔵を見た後なので、賽(さい)の河原をイメージしてしまうよ。
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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by muffin-man | 2014-05-12 23:24 | おまけ

柴又/江戸川/下矢切  五月万歳

秋葉原に買い物に行くつもりが、ふと気づくと、柴又にいました。
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帝釈天題経寺の玉垣に、寅さんやさくら、おばちゃんの名が。
昭和50年(1975)造立。「男はつらいよ」シリーズ第1作公開の6年後だ。
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さて、江戸川へズンズンと。
荒川も好きだが、江戸川も好いよ。
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桟橋(写真・中央)から矢切の渡しに乗って、江戸川を超えよう。
大人200円。
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川面を渡る風が気持ちいい。
五月万歳!だね。
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対岸(千葉県松戸市下矢切)の桟橋は、こんな感じ。
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土手へ。
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土手から下って現れるは、キャベツ畑。
そうそう、こんな風景を見に来たのよ。
田んぼもある。 ちなみに3年前は、こんな感じだった。
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さあ、そろそろ秋葉原に向かうか。
再び桟橋まで来ると、向こうから来る渡しに何と自転車が乗ってる。
乗船客が少ない時はOKだそうだ。
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by muffin-man | 2014-05-10 22:06 | おまけ

川崎  石仏の森に新緑満ちて

川崎のはずれに「首なし石仏」があると聞いて訪れました。
久しぶりに、自転車で。
都内の自宅からわずか約30キロ。 ウグイスが鳴き、キツツキが木を叩く音が聞こえるド田舎。 川崎は広いね。
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筍(たけのこ)がそこら中に。
「ここまで育っちゃうと、おいしくないよ」
撮影していると、道行く人に声をかけられました。 おいおい、盗掘なんてしないよ。
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迷ってしまい、田舎道を行ったり来たり。
たまたま遭遇した若いお巡りさんに道を尋ねた。
彼も転任してきたばかりで、よく分からないというので、彼が持っている住宅地図で2人で確認したところ……、
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どうやら、この先のようなのだが、まさか。
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半信半疑で進むと、あ、鳥居。
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階段を上ってみよう。
巨大な筍(左)がお出迎えだ。
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鳥居のかたわらに石像が並んでいる。
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ん? 石仏なのか?
どれも摩滅が激しく、像容がはっきりしない。
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だが、本当に石仏だ。 首がない。
よく見ると、手を組み合わせているのが辛うじて分かる(右の2体)。
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石像は計8基あるが、こちらは庚申塔。
青面金剛(しょうめんこんごう)像が確認できる。
天明8年と刻まれている。 1788年だね。
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いたるところ竹藪。
ここは廃寺の跡というが、昔はどんな風景だったんだろうね。
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さらに奥へと進む。
階段がもう1つ見えてきた。
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墓場だ。
江戸期のものが多いが、明治~昭和期の墓石もあった。
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観音像は元禄3年(1690)造立。
先ほどの庚申塔より100年近くも古い。
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墓地はもう1カ所ある。
石仏の首?が土に埋もれていたので、掘り起こして差し上げた。
かれこれ2時間ほど森の中にいたが、わたし以外誰も来ず、ウグイスが鳴くのみ。
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「首なし石仏」や「首なし羅漢」というと、維新期の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の結果である、とする説が一般に流布しているが、実際には地域によって事情が異なるようだ。
関東ではこの他、七輿山古墳(群馬)の「首なし羅漢」も知られています。
そうした諸々は、別の機会に。
ところで、わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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by muffin-man | 2014-05-02 21:11 | おまけ