<   2006年 07月 ( 19 )   > この月の画像一覧

新宿 宵の回遊魚

宵の口の新宿西口。
人々の歩みは、回遊魚のようでもあり、フラフラと夕涼みしているようでもあり。
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〈 スズちゃん親子の思い出 〉
中学3年の梅雨どきに、スズちゃんは北海道の炭鉱街から引っ越してきた。
勉強はろくにできず、スポーツも苦手で、背も低く、おまけに無口だった。
まるで取り柄のないスズちゃんに、おいらは一目惚れしてしまった。
父親は炭鉱員をしていたが、閉山が相次いで仕事がなくなったため、父娘2人で上京してきた。母親は、スズちゃんが小学4年の時に病死したという。

神田川に面した親子のアパートには電話がなく、学校から連絡網があると、おいらが直接たずねて伝言した。貧相なドアから最初に現れるのは、いつも父親だった。冬でもランニングに股引姿で、岩のような肩や腕にはいくつか切り傷があった。

父親の勤め先は、西新宿の京王プラザホテルだった。
ホテルの建設人夫として、朝から夜遅くまで汗とホコリにまみれていた。
西口から高層ビル群を見上げると、スズちゃん親子のことを今でも思い出す。

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by muffin-man | 2006-07-31 22:01 | 家路 | Comments(4)

ハス  何でそうなるの?

知っている人はとっくに知っている、落花後のハスです。
エイリアンの卵のようなグロい造形ですが、写欲が刺激される被写体でもあります。
どうしてこうなっちゃうんだか……。
※写真、更新しました(8/6)
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そして、ハスはこの後、どうなっていくのか。答えは、すけるさんのブログWeblog-insomnia-に。

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by muffin-man | 2006-07-30 22:34 | 花/虫90㍉マクロ | Comments(10)

町屋  都電の走る街ニャのだ

都電・町屋駅ホームから撮影。
車両の陰になって見えませんが、実はもう1匹います。
さらなるシャッターチャンスをうかがったのですが、この後、2匹ともこちらに背を向けてベタ~ッと寝てしまったんだニャ。
なお、この車両は三ノ輪橋行きで、停車中ではなく、すでに走り始めています。
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by muffin-man | 2006-07-30 08:14 | 都電 | Comments(2)

新宿  歌舞伎町で入道雲を追う

新宿5丁目界隈で、ふと空を見上げると、入道雲が!
うれしくなって、“撮影適地”を探しているうちに、いつの間にか、歌舞伎町に。
そうしてウロウロしているうちに、入道雲は姿を変え、ちょっと迫力がなくなってしまいました。
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入道雲を追いかけている、まさにその時、東口では、『新宿エイサーまつり』なんてイベントが開かれていたんですね。lucca-truthさんのブログ『わがママのおでかけフォト日記』では、その様子が活写されてます。おいらも、こっちに行くべきだった……。
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by muffin-man | 2006-07-29 22:19 | 新宿/渋谷/原宿 | Comments(2)

浅草  小粋すぎるぞ!そこのカップル

夏休みを1日だけ先取りして、浅草寺へ。
暑くて階段の上でボーッとしていたら、ピンクの涼しげな浴衣姿が!
後ろ姿が異常にキマッたカップルでした。
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by muffin-man | 2006-07-28 23:01 | 浅草 | Comments(4)

三ノ輪  沿線のバラ

都電荒川線の沿線には、バラがいっぱい植えられています。
ピークは完全に過ぎていましたが、始終点のここ三ノ輪橋駅では、鮮やかなピンク色が乗客たちを見守っていました。
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〈 スズちゃんと再会した夜 ② 〉 8月3日投稿 『三ノ輪 写真館の下は商店街』 からつづく
静かな店だった。静かすぎる店だった。
薄暗く、狭い。ボックス席などなく、カウンターがコの字に並んでいる。BGMも流れておらず、数人の男性客が座っているだけだった。それも、連れはなく、それぞれ一人黙々と飲んでいるのだった。
『いらっしゃい』の声もなく、おしぼりも出てこなかった。50がらみ女将は、おいらたちには目もくれず、競馬新聞を読みふけっていた。要するに、不景気を絵に描いたような店だった。

ビールを注文し、とりあえず乾杯すると、スズちゃんはトイレに立った。
ところが、彼女はすぐに戻ってきた。
『ここのトイレ、男用だけなの。“小”だけ』
小声で言ったが、いくら声を潜めても、目の前の女将や客に聞こえたはずだ。

つまみを注文しようと見回したが、メニューなどどこにもない。
『あの、肴は何が……』
言うが早いか、女将は、
『お新香だけだよ』
見ると、男たちの目の前に肴らしい肴はなく、干からびた白菜の漬け物が、ほんの一つまみ小皿に乗っているだけだった。
『うう~』
カウンターの隅でうつむいている男が、時折うめいた。
反対側のカウンターに座っていた男が、『かー、ぺっ』と足下に痰を吐いた。

再会の夜は、陰々滅々とふけていった。
(おわり)

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by muffin-man | 2006-07-28 07:20 | 都電 | Comments(1)

原宿  ジーンズの女

スポットライトを浴びた歩道をジーンズの女が駆け抜けていきました。
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by muffin-man | 2006-07-27 06:34 | 新宿/渋谷/原宿 | Comments(2)

原宿  ブルーライト“勤労篇”

表参道の鮮やかなブルーの奥で、その人は人知れず働いていました。
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路地裏の原宿は、lucca-truthさんのブログ『わがママのおでかけフォト日記』が活写しています。
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by muffin-man | 2006-07-26 23:12 | 新宿/渋谷/原宿 | Comments(4)

御徒町  四つ辻の少女

カメラをセッティングしていると、笑い声が聞こえたので振り向くと、少女がほんの一瞬、目の前を横切り、慌ててシャッターを押しました。
ファインダーから目を離すと、彼女はもうどこにもいませんでした。
不思議な四つ辻です。
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by muffin-man | 2006-07-25 20:48 | 家路 | Comments(6)

上野  寝る人・往く人

寝ている人がいる。
見なかったことにしようと、人が往く。
誰も気づかない、一瞬のすれ違い。
そこに、おいらのカメラがありました。
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by muffin-man | 2006-07-25 07:35 | 上野/アメ横/御徒町 | Comments(1)