カテゴリ:三田/芝( 7 )

三田/高輪/白金台  聖坂を往く・その2

んじゃ、「その1」の続き、いってみよう。
承教寺参道で見かけた怪異な形相。なんだろうね、これ。
うしろに「二本榎の碑」があります。
c0080357_17391490.jpg

聖坂は高輪署の交差点から「二本榎通り」に名前を変える。
交差点を左折してみると、こんな階段が現れた。
好い感じじゃないか。
で、下りたところ――、
c0080357_17393564.jpg

ああ、このちょっと暗く湿った路地は、かなり好物だ。
c0080357_17394826.jpg

さらに暗く、ゆるい坂道となって続く。
いいね。
c0080357_1740497.jpg

ぞくぞくする。
c0080357_17402835.jpg

坂が尽きると、おお、こんな風景が!
好物中の好物だ。
まるで寺町の北烏山(きたからすやま=世田谷区)に迷い込んだかのよう。
夜にもう一度訪れてみたい。
c0080357_17404947.jpg

静かだ。
車の音も聞こえず、セミの鳴き声ばかりが響く。
c0080357_17415041.jpg

どれも建立年ははっきりと読み取れないが、一部に辛うじて「宝暦十一……」とある。
宝暦11年だとすると、1761年だ。
c0080357_1742336.jpg

元の道に戻り、光福寺の子安栄地蔵尊を詣でる。
この姿から、またの名を「ゆうれい地蔵」。
自著『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』で由来などを紹介しています。
c0080357_17423123.jpg

さて、目先を変え、桜田通りを渡って白金台をちょっとだけめぐってみよう。
やあ、よく残っていたね、この看板。
「給料も体力も下り坂! 助けて!」と、誰かに電報打ってみるか。
c0080357_17425643.jpg

足下を見ると、これまた懐かしや、信用金庫のキャラクター「信ちゃん」じゃないの。
元気だったかい?
だが、おらは間もなく、さらに懐かしい物件と遭遇することになるのだ。
c0080357_1743955.jpg

気づくと区境を越え、上大崎(品川区)にいた。
ここにもまた、暗く湿った空間。
そして、階段。
またぞくぞくしてきた。
c0080357_17432585.jpg

上ってみる。
c0080357_174336100.jpg

静かな道が続いていた。
c0080357_1743555.jpg

さらにウロウロしていると、うわっ、道の真ん中に小さなお堂がある。
c0080357_17444333.jpg

「元禄今里地蔵尊」というらしいが、扉は施錠され、由来を記した案内板などもなし。
残念。
今度、図書館で調べてみよう。
c0080357_1745232.jpg

また、歩く。
また、階段。
高低差があって、いいね。
c0080357_17451657.jpg

上って、下る。
c0080357_17452652.jpg

そろそろ帰ろうか、と思って高輪台駅を目指していると、9年ぶりに彼らと再会した。
ああ、この兄弟(かどうか知らんが)!
君たち、再開発で完全消滅した西新宿8丁目の住宅街にもいたよな。
昭和の昔から、ずっと手を上げたままなんだね。
でも、西新宿では朝日新聞ではなく、読売新聞だったぞ。
c0080357_17454358.jpg

「聖坂を往く」終わり
[PR]
by muffin-man | 2015-09-06 10:10 | 三田/芝

三田/高輪/白金台  聖坂を往く・その1

いきなり出ました、御化粧延命地蔵尊(通称・おしろい地蔵)。
玉鳳寺(ぎょくほうじ)におわしまして、顔のしみや傷、にきびなどにご利益ありという。
後述します。
c0080357_2343674.jpg

港区の聖坂(ひじりざか)界隈を久しぶりに歩いた。
都心の真ん中だが、おら的には見どころが多く、好きな坂の一つだ。
では、南下しよう。
c0080357_2345860.jpg

怪異な建物が現れた。
何だろう。
c0080357_2353146.jpg

自宅を手作りしているそうだ。
木造でもすごいのに、コンクリだよ。想像を絶する。
c0080357_2362686.jpg

向かいのマンションの一角には、亀塚神社。
碑には昭和25(1950)年建立とある。
c0080357_237199.jpg

由来が掲げられていないのが残念。
c0080357_2374223.jpg

梅雨に逆戻りかってなくらい雨の日が続く。
でも、今日のような被写体だと、多少の雨降りのほうがいいかも。
c0080357_2381764.jpg

坂を振り返ると、こんな風景。
このあたりが頂上で、海抜は21.7メートル。
c0080357_238414.jpg

亀山公園。
華頂宮(かちょうのみや)家の屋敷跡です。
階段が設置されているところは「亀塚」といい、かつては古墳とされていた。
が、案内板によると、古墳ではないらしい。
c0080357_2392431.jpg

その頂上にある「亀山碑」。
寛延3(1750)年、当時の城主が邸内に建立したという。
亀を崇めていたそうだ。
c0080357_2394863.jpg

さて、話が前後したが、冒頭の玉鳳寺に向かおう。
聖坂からは折れて、この幽霊坂を下っていく。
碑銘によると、坂の両側に寺が並び、物寂しいことから、その名がついたという。
まあ、よくある名だね。
c0080357_23104019.jpg

こちらが玉鳳寺のおしろい地蔵。
小さな堂内に鎮座し、両脇の椅子に座ってじっくり尊顔を拝することができる。
c0080357_2311372.jpg

ノートには「にきびが治りますように」「しみが消えますように」などと書かれている。
お参りする人々は全国に及んでいる。
詳しくは、自著『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』で紹介しています。
c0080357_23114752.jpg

聖坂に戻り、ほんの少し南に行くと、三田台公園がある。
入口の左横にもう一つ、小さな入口がある。そこには――、
c0080357_2312879.jpg

なんと、郵便受け。それも相当古い。
ここも華頂宮邸の跡地だが、同家は大正期に断絶している。
いつの時代の遺構だろうか。
c0080357_23122017.jpg

おお、園内に竪穴式住居があるぞ。
港区のホームページによると、この公園は伊皿子(いさらご)貝塚遺跡の発掘調査で発見された住居跡などを復元、展示した遺跡公園だそうだ。
これは竪穴式住居を模したトイレなんだろうね。
ちょっと用を足してくる。が――、
c0080357_2312517.jpg

うわ~、トイレじゃない!
全裸のガキが、うんこスタイルで頑張ってる!
手前にあるのは、魚の串焼きか?!
なんなんだ。
c0080357_23134260.jpg

実はこれ、縄文時代の生活を人形などで再現したもの。
ガラス張りになっていて、音声とこんなイラストで説明してくれる仕組みなのだ(ガラスが汚れており、かつ、明かりがないので、こんな写真になってしまった)。
でも、このイラストを見ても、ガキはやっぱり全裸で、なぜか下半身に力を込めているよね。
大丈夫か?
c0080357_2314384.jpg

次回は、ところ変わって「檜原村(ひのはらむら)の神戸岩」をアップ予定。
「聖坂を往く・その2」は、その次に掲載します。
[PR]
by muffin-man | 2015-09-01 23:18 | 三田/芝

高輪  坂道を往く

洞坂(ほらざか)。 ひゃあ~、好い坂だな~。
坂道の達人の著書に登場する洞坂を一目見て感激し、現地へ。 次は夜、行こう。
今日は達人に話を伺い、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
c0080357_1225238.jpg

arakawa2011をフォローしましょう

ぶらり~散歩♪  にほんブログ村 写真ブログへ
[PR]
by muffin-man | 2011-10-13 01:24 | 三田/芝

三田  坂から坂へ

坂の街。
安全寺坂という坂を上っていると、いつのまにか蛇坂という坂を下りている――なんて具合です。
この坂に名前はついてないようですが。
c0080357_2244085.jpg

聖坂まで行くと、こんな崖も。
c0080357_224538.jpg

ぶらり~散歩♪  にほんブログ村 写真ブログへ
[PR]
by muffin-man | 2010-08-24 22:06 | 三田/芝

三田  寺町ひっそり

ここ旧三田北寺町は、その名の通り、江戸期に京橋などから寺が移転してできた街=19日(木)撮影。
c0080357_9583861.jpg

江戸期の石仏などがいたるところに。
「仏事の無料相談」も実施中。
c0080357_9585683.jpg

表通りから一歩入ると、ひっそり閑。
界隈は空襲を免れました。
c0080357_9595873.jpg

旧三田北寺町は、永井荷風 『 おかめ笹 』(1920年)の舞台でもあります。
詳しくは、別の媒体で。
ぶらり~散歩♪  にほんブログ村 写真ブログへ
[PR]
by muffin-man | 2010-08-20 10:02 | 三田/芝

三田  夏空を突く

旧三田小山町を久しぶりに再訪。
あの小山湯は、煙突とともに偉容が残されていました。
手元の戦災地図によると、一帯は見事に大空襲を免れました。
c0080357_9495186.jpg

ここより東側のエリアは、すでに高層マンションが建ち、かつての昭和な風景は完全に消失しました。
三田小山町は永井荷風の 『 日和下駄 』 に登場する旧赤羽町のすぐ西隣です。

ぶらり~散歩♪  にほんブログ村 写真ブログへ
[PR]
by muffin-man | 2010-08-09 09:53 | 三田/芝

三田  残念。行くところなし

街撮りブロガーを魅了し続ける三田にやって来ました=22日(日)。
1月末に廃業した小山湯。
田舎の湯治場のような風情ですが、東京タワーも六本木ヒルズもすぐ近くです。
c0080357_201522100.jpg

東京はやっぱり広い。 もっと早く知っていれば……。
c0080357_20154124.jpg

よく見ると、青い字で落書きされています。
『 たのしみにしていたのに 残念 行く処(ところ)なし 』
近所のお年寄りでしょうか。 痛切です。
c0080357_2016231.jpg

ヤラセは一切ありません、念のため。
aoi_colorさんが撮影した1月21日時点より、入口などの様子が若干異なります。
ぶらり~散歩♪  街頭写真  にほんブログ村 写真ブログへ
[PR]
by muffin-man | 2007-04-23 20:22 | 三田/芝 | Comments(44)