南千住  大ばか“ご祝儀野郎”

ジョイフル三ノ輪の商店街からひょいと入った路地です。
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夜は、こうなります (別角度から別の日に撮影)。

ある日、ここで写真を撮っていると、2人組の若い女性に後ろから、
「これ、最後なんです。 よかったら、買っていただけないですか」
と、声をかけられました (下に続く↓↓)。
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振り向くと、彼女たちの手には、イチゴとキウイが1パックずつ。
三ノ輪界隈で商売していると言い、値段を聞くと、1,000円。
んん~、としばし考えましたが、でも、これも何かの縁とばかりに、
「こちとら、いつもこの街で撮らせてもらって、世話になりっ放しだ。 よしきた、ネエさん、ご祝儀だ!」
と、言葉遣いがいつの間にか“気っぷのいい下町っ子”になり、気前よく買ってしまいました (本当にそう言ったのです)。 寅さんか、おいら。

んが、帰宅して、カミさんに見せると、
「バッカじゃないの! こんなの、どう転んでも1,000円しないよ!」
と、呆れ顔。 追い打ちを掛けるように、
「な~にがご祝儀よ。 慣れないことすんじゃないの!」
そう、確かに、慣れないことをしてしまいました。
イチゴ1パックとキウイ1パックで計1,000円。 大ばか野郎です。
でも……、一度でいいから街なかで口にしてしてみたかったんですよ、「ご祝儀」。

それにしても、ネエちゃんたちに手もなくやられたね、おいら。 まだまだ修行不足だ。

※投稿後に気づきましたが、おネエちゃんたちと2枚目の写真・後方の青果屋とは関係ありません。
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by muffin-man | 2008-02-24 19:18 | 三ノ輪/南千住/東日暮里/下谷 | Comments(28)
Commented by pnc-platoon2007 at 2008-02-24 19:53
マフィンマンの旦那、それでいいのよ江戸っ子は・・・なーんて、東北出身のオイラが言っても説得力ないか。でも、こういう出来事は滅多なことじゃ忘れないでしょうから、思い出料込み1,000円は高くないような気もします。ちなみにオイラは、すこし悲しげな表情でネエちゃんに見つめられたりすると、前後の見境なく金を撒き散らしちゃうタイプです。[Rambler5439]
Commented by mam_tekipaki at 2008-02-24 20:09
値切るのも面白かったかも(笑)
男心をくすぐる甘え目線で若い子にアピールされると弱いですネ
オバサンだったら目一杯買い叩く!?かも
Commented by motsuka0608 at 2008-02-24 20:34
かわいいおねえさんにそういわれると、買ってしまう気持ちわかります。
店に入って、いつもより高くても、引っ込みがつきませんよ。みえはって買ってしまいます。
Commented by 23dt at 2008-02-24 20:58
御疲山です^^

ご祝儀!あこがれますね、大人です^^

若い女子が甘えて(ワナにかけて?)来るのも
マフィンマンさんが由緒正しい「おじ様」でいらっしゃるからですね^^
Commented by lucca-truth at 2008-02-24 21:49
こんばんわ
品物のきっとよいイチゴとキウイだったのでしょうね、
ご祝儀込みならちょうどよいお値段なのかも、
気分よくいいお写真を撮れるなら安いかも。

財布の紐の硬い主婦は買わないかもしれませんが…^^;
Commented by korotyan27 at 2008-02-24 22:32
こんばんは、とても貴重な体験ですね!
店頭より数百円の差でしたら仕方がなくて買っちゃいますね。ご祝儀分です。とはいえ私だったら間違いなくお姉さんは撮らせてもらいますが!
上の路地、一度入ったことがあります。あのレトロな電燈の傘がたまりませんでした。
Commented by nobulinn at 2008-02-25 00:37
こんばんは。
記事拝見したとたん、思わず笑ってしまいました(^^;)
ご祝儀、よいじゃありませんか!
みんな気分良くなって、とっても幸せ♪
ここ、レトロな街灯が素敵ですね、次回探してみます(^_^)
Commented by aoi_color at 2008-02-25 01:58
『ご祝儀』←金額じゃないですよ。
路上散策修行として私の場合はじめての街で参拝から始まって喫茶店に入る事、つづいて定食やまたは洋食店に入ってそして最後は赤提灯ですね。←この赤提灯が難しいたまたま誘われて入る事はあっても自分から進んで入るのは試練です。
これら一日ですべて実現出来ることはまずありえませんが……。
Commented by rrb at 2008-02-25 09:13 x
おはようございます。

なかなかいいお話ですね。
気前よく1000円出しちゃいましたか。
けれど、いいんじゃないですか?
相手がどういう気持ちで接してこようと、その場は納得できたのなら…(^^)
この街で撮っていたら、再会するかもですね。
再会したときのほうが興味があります。
モデルをお願いして撮っちゃってくださいな(^^)
Commented by @テツ at 2008-02-25 12:42 x
ここジョイフル○○っていう所ですか?
若いおなごはええですね。
でも初心そうに見えてちゃっかりしてるのが多いから
アタシも声かけられたら鼻の下伸びっぱなしになるだろうな
でも美人局でなくてよかったですね
って、戦後すぐの話じゃないんだから…
Commented by neon at 2008-02-25 15:48 x
「ねえマフィンマンのオジサン。これ最後なの。負けとくから買っておくれよ。アタシが描いたんだよ。」すると
「う~んよしよしご祝儀だ、いっちょこ~い」!
・・・って、谷中あたりで行商しようかな~、
あ、無理ですね若いオネエチャンでないとね~。
Commented by 太郎 at 2008-02-25 21:52 x
若いお姉さんが後ろに立ってたんですね!
ないですねえ、そういうこと^^
「何撮ってんですか?」の声に振り向くと
たいてい年配のおじさんか、おばさん^^;
お祝儀代込みで1000円、貴重な体験です。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:20 x
pnc-platoon2007さん
「思い出料込み1,000円」――なるほど、そういう発想もありですね。
それにしても、この界隈はどうもその手の逸話に縁があるようです。
15~16年前、久しぶりに再会した女性とたまたま入った店が、地元の男たち御用達の居酒屋で、女便所がなかったです。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:20 x
mam_tekipakiさん
いえいえ、おいらとて、「1,000円は高いな」と思い、値切ったのですよ。
でも、敵もさるもの、全く応じてくれませんでした。
それにしても、撮影している時のおいらの後ろ姿って、きっとスキだらけなんでしょうな。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:20 x
motsuka0608さん
まあ、この日は、快調に撮影できたので、気分が良かったってことも幸い?しました。
ちょっと気持ちが高揚している時に背後から声を掛けられ、スキを突かれたって感じです。
値切りはしたのですが、応じず、なかなか根性のあるネエちゃんたちでした。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:21 x
23dtさん
ご祝儀を辞書で調べたところ、「チップ」とありました。
大道芸などがフツーだった戦前は、貧乏人でもご祝儀を芸人に渡していたようです。
現代よりも断然、“チップ文化”が定着していたということですよね。荷風も女性たちにいっぱいあげています。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:21 x
lucca-truthさん
イチゴは食べてしまいましたが、キウイはとても堅く、まだ食べてないのです。
おいらも、「きっと品物がいいんだろう」と思ってカミさんに見せたのですが、上に書いた通りの反応でした。
まあ、これが5,000円とか1万円ふんだくられたってのならアレですが、1,000円でこの街でのエピソードが生まれたなら安いもんだ、と思ってます。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:22 x
korotyan27さん
そうそう、おいらも帰りの都電に乗りながら思ったのですが、彼女たちを撮らせて貰うべきだった!と。
この路地には飲み屋が2軒ありますが、日曜の日中からガンガン営業してます。
奥をズンズン行くと、スゴい“公衆便所”もあります。
スゴいですよ。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:22 x
nobulinnさん
荷風を読んでいると、戦前までは婚礼などの公式行事以外でも、ご祝儀を頻繁に贈る慣習があったようですね。
「祝儀」を辞書で引くと、「チップ」とあります。
日本人が欧米などを初めて旅行した時、チップの習慣にとまどいますが、実は戦前の日本でも似たような習慣があったようです。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:23 x
aoi_colorさん
おいらも、街撮りをする際に神社を見つけたら必ず立ち寄り、“旅”の無事を祈るとともに、「よそ者ですが、よろしく」と、挨拶代わりに参拝することにしています。
でも、メシはたいがい、牛丼や立ち食いソバなどのファストフードで済ませてしまいます。
ただし、商店街などがあれば、ハムカツやコロッケなどをガシガシ立ち食いしてしまいますね。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:23 x
rrbさん
果物を買った後、帰りの都電に乗っている時に、「しまった! ネエちゃんたちを撮らせてもらうべきだった!」と、激しく後悔しました。
実は果物も、最初に声を掛けられた時は段ボール箱に無造作に入っていたのです。
「おいおい、段ボールごとは殺生だな」と言うと、ネエちゃんの一人が、近くのコンビニに行ってビニル袋を持ってきたのです。街撮り者としては、あの段ボール箱も撮るべきでした。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:24 x
@テツさん
>でも美人局でなくてよかったですね って、戦後すぐの話じゃないんだから…
ぎゃはは、おかしいですよ、その設定!
おいらはどういう風に脅されちゃうんでしょうね。
「旦那、イチゴとキウイを買う時、ネエちゃんたちに色目使ったたろ? この落とし前、どうつけてくれるのよ」
とか?
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:24 x
neonさん
絵の行商ですか、う~ん。
あ、でも、どなたかのブログか雑誌で、自転車の前後に自作のTシャツやら雑貨を積んで、都内で売り歩いている女性がいる――という写真付きの記事を読んだことがあります。
それにしても不思議なのは、あのネエちゃんたち、おいらが買うまでどういう方法で果物を売っていたのか……。
Commented by マフィンマン at 2008-02-25 23:25 x
太郎さん
この街では、おばちゃんに背後から声を掛けられたことがあるんです。
廃業して20年以上経った居酒屋を撮っていた時のことです。後ろから突然、こう言われました。
「そんなの撮って面白いのかい?」
ギャフンでした。
Commented by haru-155 at 2008-02-26 22:01
今晩は!出遅れてしまいました(;^_^A アセアセ・・・
いや~・・なんだか楽しくて良いお話しですね♪
いかにも江戸っ子の口調で寅さんのような雰囲気で話しているマフィンマンさんが目に浮かぶようですね(^^)

たまには、そういうのも思い出に残っていいんじゃあないのかな♪今日見た「アマオウ」ってイチゴのパック、スーパーでしたが628円でした。。キューイはこちら田舎ではもう食べたくても売っておりません(>_<)

しかし、、夜の路地ってお写真拝見すると魅力に溢れていますね~!
Commented by 風俗散歩 at 2008-02-26 22:24 x
最後の1パックというのがいいですね。
南千住の路地には、こういう2人組の若い女性による商売が多いのでしょうか。下町らしさを感じます。
Commented by マフィンマン at 2008-02-28 00:34 x
haru-155さん
ついつい調子に乗ってしまいました。たま~に調子に乗りたくなるのです。

>キューイはこちら田舎ではもう食べたくても売っておりません(>_<)
え~、そんなことってあるんですか?!
キウイって今や、南国の果物でも何でもなくて、国内でも生産してますよ。
と言うか、我が家の近くの畑でも作ってます(キウイ栽培って難しくないそうです。あ、それと、我が家の近所にはブドウ園もあります。しかも、観光ブドウ農園!)。
Commented by マフィンマン at 2008-02-28 00:35 x
風俗散歩さん
彼女たちは、「この界隈で商売させてもらってるんです」と言ってましたが、それがどういう販売方法なのかまでは明かしませんでした。
トラックを駐車して売っているのか、それとも戸別訪問してセールスしているのか……。
「最後の1パック」――そうですよね、そこがポイントかもしれません。
いずれにせよ、何度もこの街で撮影していますが、こういう体験は初めてです。
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