『 笠森稲荷 』 のある功徳林寺にやって来ました=6月10日(日)
明和年間 (1764~71年)、この近くに茶屋があり、その娘は、『 笠森お仙 』 と呼ばれました。 明和の3大美人です。 鈴木春信の錦絵のモデルとなり、永井荷風の小説 『 恋衣花笠森 』(こいごろもはなのかさもり、1913年) のヒロインとしても描かれています。 ![]() 一方、こちらは荷風先生の手になる 『 笠森お仙の碑 』。 先生、お仙ちゃんにかなり入れ込んでますね。 ところが、同じ谷中ではあるものの、この碑は、笠森稲荷から離れた大円寺にあるのです。 功徳林寺に建てられるのならともかく、これでは史実と異なる、先生の大チョンボです。 ![]() が、ことは少々複雑で、不思議なことに先生は、小説では、お仙ちゃんがいた茶屋の場所を史実通り設定しています。 前後関係を整理すると、小説を書いたのが先で、その7年後に碑が建ちました。 つまり、チョンボというより、間違いは承知の上だった。 一体、なぜ……。 ナゾは現在、調査中です。 こんばんわ。お寺に行くとよく片隅に石碑がありますがこのように一つ一つに様々なエピソードがあるものですね。 この記事の違う場所に建てられた石碑なんなのでしょう? 膨大な作品からの推測になるのでしょうが気になりますね。 こんばんは。 マフィンマンさん、このところ撮影の時、荷風先生の足跡をたどるという新たな楽しみが加わりましたね! 2枚目のお写真の、石碑、雨に濡れて美しいですね。 おはようございます 笠森稲荷があるんですね、 だんだん荷風先生の足跡がわかってきて楽しいですね。 なかなか雰囲気のよい神社ですね。 雨にぬれた石畳や紫陽花がきれいですね。 おはようございますm(..)m 小説では史実通り、しかし碑はずれている…何があったのでしょう? 7年間で場所が移転したのでしょうか? 謎ですね。 しかし、こういう謎はなんとなくいいですよね。 色々な想像を掻き立てられ、興味津々でワクワクします(^^) 荷風先生への入れ込み方は半端でなくなってきましたね、このままでは 荷風史家マフィンマンになりそうですね。 東京っていいところ沢山ありますよね♪ まぁ、こっちにも田舎なりに良いところもありますが。 お盆時期に東京へ仕事でいける可能性が出てきました! カメラは持っていけない可能性大ですが… ほお~そうなんですか~、何故でしょうね、荷風先生のことだから何かワケアリの匂い。。。 ところで余談ですが、小村雪岱という画家が「おせん」(笠森お仙をモデルにした邦枝完二作)という小説の挿絵を描いています(昭和初期)が、これがまたすごく素敵なんですよ。 今晩は!昭和3大美人ですか!>鈴木春信の錦絵のモデルとなり なんかすごそうですね!それに荷風先生の心をゲットとは(^^)/とても興味のわく思いです♪ 石碑まで、、残されていて~!これを見つけられた時はさぞ感慨が~(^^)でも場所がそうなのは不思議な話ですね・・何か思い出があるとか・・ korotyan27さん 荷風の有名な日記「断腸亭日乗」のよると、この碑はもともと荷風の発案ではなく、ある人物から頼まれ、快諾したそうです。 ところが、その経緯を書いた記述にも、碑の建設場所については書かれていません。 しかも、碑の完成式典にはどうやら出席していないようなのです。ナゾです。 nobulinnさん 「写真ブログ」なのか、「荷風ファンブログ」なのか、自分でもよく分からなくなってきました。 荷風作品は、東京を歩く際のガイドとしても楽しめ、明治~昭和の大東京をしのばせてくれます。 もっとも、当時の古地図も併用しないと、現代の正確な場所にたどり着けませんが(それがまた楽しい!)。 lucca-truthさん これは先月10日、土砂降りの日曜日に撮りました。 この写真では表現できていませんが、スゴい降りでしたよ~。 そろそろアジサイの季節も終わりですね。アジサイを入れ込んだ写真をもっと撮りたかったです。梅雨は、こうして少雨のまま終わってしまうのでしょうか。 rrbさん 実は碑の建設は、ある人物が中心となって進められ、荷風は、彼から碑文を依頼されただけなのです。 こうした経緯は、荷風の有名な日記「断腸亭日乗」に書かれており、荷風は依頼について快諾しています。 どうも、この依頼主がカギを握っているように思えるのですが……。 henroninさん おっしゃるように、「写真ブログ」だか「荷風ファンブログ」だか自分でもよく分からなくなってきました。 最近は、写真を撮れなくても、荷風作品を読むことで昔日の東京の街を想像しては、それで十分満足したりします。 まあ、それはそれでいいかな、どっちも趣味だしなあ、と。 takuji-Fanさん >カメラは持っていけない可能性大ですが… いやいや、そこはガッツと根性で(同じか)カバンの中にカメラをしのばせ、仕事のスキを見つけて、バシバシ撮って下さいよ。 ん?ナンか、盗撮のススメみたいになっちゃいましたね。 neonさん お仙ちゃん、国民的人気だったんですね。その挿絵は何としても探し出します。 邦枝完二はよく知らないのですが、先日読んだ荷風の 『 東京風俗ばなし 』(1948年)に、次のように書いてありました。 「第一次欧州戦争後は日本にも金があったと見えて (中略) 邦枝完二さんも一時赤塗の自動車を自分で運転して歩いたと云う噂がありました」 haru-155さん お仙ちゃん、今のアイドルなんてメじゃないほどの人気だったそうですよ。 ただの茶屋の娘なのに、お仙ちゃん目当てに方々から客が引きも切らず、全然関係ない茶屋などでは、「お仙菊人形」なるものを作って、お仙人気に便乗した店もお目見えしたそうです。 大したもんですよ、お仙ちゃん。 過去を地図でたずね歩くって 楽しいですよね^^私も戦前の大東京地図と 現代の住宅地図を重ねて時々さがしもの してます^^空襲前の家だったりしますが。 お寺、墓地などは簡単に動かないので いい目印になります。 荷風先生の足跡、なかなか興味深い ですねえ^^ この近くに、美女がいた茶屋があったと思うとワクワクしますね。 「江戸水茶屋風俗考(佐藤要人著)」P.35 によりますと、お仙がいた水茶屋という業態は、恋愛と売笑の中間に位置していたようです。 現在でいうとキャバクラのような存在だったのかなぁと勝手に考えています。 荷風先生が熱中するのも当然だと思います。 太郎さん そうそう、寺や神社ってのは簡単には移動せず、そこだけポッカリと戦災を免れていたりしますよね。 もっとも戦前は、いくつもの寺が集団で郊外に移転させられることも珍しくなかったようですが。 荷風先生の作品は、過去と現代の東京をつなぐ格好のテキストです。 風俗散歩さん
そうなんですか、水茶屋。 てっきり時代劇などに出てくる、ごくフツーの茶屋かと思っていました。 もっとも、荷風先生の小説では、ごくフツーの茶屋として設定してあり、お仙ちゃんも史実とは異なり、下級武士と駆け落ちしています(史実では駆け落ちなどせずに結婚、きわめて幸福な家庭生活を送ったと言われています)。
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