『生誕300年記念 若冲展』が大変な人気だそうだ。
来月行こうと思ってるが、その前にホテル椿山荘東京の庭園に羅漢を観に行った。
江戸期に活躍した天才絵師、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう、1716~1800年)。
若冲の下絵による五百羅漢(京都・石峰寺)のうち約20体が、大正14年(1925)ごろに移設されたという。
今まで見てきた羅漢は、たいてい人里離れた地でひっそりとたたずんでいた。
だが、やはりホテルゆえ、園内は人波が絶えない。
ここにも若冲の人気が!と思いきや、そうでもなかった。
ほとんどの人が目もくれず、通り過ぎていくだけだった。
唯一人目を引いていたのが、こちら。
子供たちが口々に「おサルさん!」と叫んでいた。
こっちは「体育座り」してるね。
羅漢像の「体育座り」は珍しくない。
こういう草に埋もれた感じが好きだ。
秋は
落葉に埋もれていたりする。
園内最古の御神木(シイ)。
樹齢500年、根元の周囲は4.5メートルもあるという。
わたしが書いた
『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
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