三田/高輪/白金台  聖坂を往く・その2

んじゃ、「その1」の続き、いってみよう。
承教寺参道で見かけた怪異な形相。なんだろうね、これ。
うしろに「二本榎の碑」があります。
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聖坂は高輪署の交差点から「二本榎通り」に名前を変える。
交差点を左折してみると、こんな階段が現れた。
好い感じじゃないか。
で、下りたところ――、
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ああ、このちょっと暗く湿った路地は、かなり好物だ。
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さらに暗く、ゆるい坂道となって続く。
いいね。
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ぞくぞくする。
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坂が尽きると、おお、こんな風景が!
好物中の好物だ。
まるで寺町の北烏山(きたからすやま=世田谷区)に迷い込んだかのよう。
夜にもう一度訪れてみたい。
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静かだ。
車の音も聞こえず、セミの鳴き声ばかりが響く。
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どれも建立年ははっきりと読み取れないが、一部に辛うじて「宝暦十一……」とある。
宝暦11年だとすると、1761年だ。
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元の道に戻り、光福寺の子安栄地蔵尊を詣でる。
この姿から、またの名を「ゆうれい地蔵」。
自著『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』で由来などを紹介しています。
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さて、目先を変え、桜田通りを渡って白金台をちょっとだけめぐってみよう。
やあ、よく残っていたね、この看板。
「給料も体力も下り坂! 助けて!」と、誰かに電報打ってみるか。
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足下を見ると、これまた懐かしや、信用金庫のキャラクター「信ちゃん」じゃないの。
元気だったかい?
だが、おらは間もなく、さらに懐かしい物件と遭遇することになるのだ。
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気づくと区境を越え、上大崎(品川区)にいた。
ここにもまた、暗く湿った空間。
そして、階段。
またぞくぞくしてきた。
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上ってみる。
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静かな道が続いていた。
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さらにウロウロしていると、うわっ、道の真ん中に小さなお堂がある。
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「元禄今里地蔵尊」というらしいが、扉は施錠され、由来を記した案内板などもなし。
残念。
今度、図書館で調べてみよう。
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また、歩く。
また、階段。
高低差があって、いいね。
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上って、下る。
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そろそろ帰ろうか、と思って高輪台駅を目指していると、9年ぶりに彼らと再会した。
ああ、この兄弟(かどうか知らんが)!
君たち、再開発で完全消滅した西新宿8丁目の住宅街にもいたよな。
昭和の昔から、ずっと手を上げたままなんだね。
でも、西新宿では朝日新聞ではなく、読売新聞だったぞ。
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「聖坂を往く」終わり
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by muffin-man | 2015-09-06 10:10 | 三田/芝
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