店内に流れるドゥービー・ブラザーズの“Long Train Runnin'”。
壁には、頭脳警察やジミヘン、外道のポスターや色紙。
ロックバーなのか? それともロック喫茶? いや、ロック喫茶は今やありえん。
あ、今度はニッティ・グリッティ・ダート・バンドの“Jambalaya”が流れてきたぞ。
一体、何の店なのだ。
わおっ! まさか?!
ラーメン「千代作」である。
ここは高田馬場駅そばの「さかえ通り商店街」。
なになに? 看板の 「ストーンズプレート」って、どんな料理なんだろう。
お、サンタナが聞こえてきた。
で、おらが注文したのはこれ、冷たいつけ麺大盛り750円。
どんなつけ麺かというと、表の看板を見よ。
うまいぞ! 酸味と辛みが効いていて、夏にピッタリだ。
2カ月ほど前、たまたま通りかかった時、店内からピンクフロイド“The Wall”の1曲が聞こえてきて腰を抜かしそうになったのだが(だって、ラーメン屋にピンクフロイドだよ)、今回、入ってみた。
ご主人は、おらと同い年の気さくな人で、ロックミュージシャンもよく訪れるそうだ。
また行きますよ。
ところで、わたしが書いた
『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
よろしかったら、お手元に1冊!