埼玉・飯能  山頂でUFOを待つ

天覧山(てんらんざん)に登りました。標高195メートル。手軽なハイキングコースです。
が、途中、こんな狭くて歩きにくい場所も。
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十六羅漢などが、山道沿いおわします。
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岩壁に、観音像や地蔵もいらっしゃる。
幾体も、木漏れ日に映し出されて。
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崩壊した肩から上を、あとから新たに造ったのだろう。
見るからにアンバランスだが、それがかえって信仰心の厚さを物語っている。
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あっという間に頂上。
飯能市街地と、地平線の左側に東京スカイツリーがかすかに見える。

実は、ここは三島由紀夫『美しい星』(1962年)の冒頭に登場する。
自ら宇宙人と信じる家族が冬の深夜、天覧山の頂上で「数機の空飛ぶ円盤」の登場を待つ、という設定だ。
若い頃読んだときは「三島流SF」などと言われていたように思うが、今読み返すと、SFでも何でもなく、異色の文明論だね。
残念なことに、羅漢については一言も触れていない(登山ルートは作品執筆当時も今も変わっていないはずだが)。
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わたしが書いた『東京街角 お地蔵・稲荷・石塔めぐり』では、都心部にたたずむ地蔵や狐像を、お守りする人々と共に写真で紹介しています。
よろしかったら、お手元に1冊!
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by muffin-man | 2014-03-12 11:34 | おまけ
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